(Text版)平成24年度夏季競馬番組の概要について(日本中央競馬会) | リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

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◆片岡勁太は実在しない「番組表」という虚像を読み解こうとするが我々は「競馬番組」の実体を解き析かす点で全く別物である。日本中央競馬会は、その名の下で施行される競馬番組の中で「何が勝っても構わないレース」の存在を許諾する事は皆無である。

平成24年度夏季競馬番組の概要について
<3回東京・3回阪神・1回函館(6月)~3回新潟・2回小倉・2回札幌(9月)>
平成24年4月8日
JRA日本中央競馬会
夏季競馬は、翌年のクラシックを目指す2歳馬がデビューするとともに、3歳馬と4歳以上馬が本格的に相見え競い合う新たな競馬のサイクルがスタートする時期となります。
本年は、夏季競馬の開始時期を平年より2週早め、東京優駿(日本ダービー)施行週の翌週からとするほか、前年までのサマーシリーズに新たに「サマーマイルシリーズ」を加えて実施する等、興趣あふれるバラエティーに富んだ競馬番組を編成し、夏季競馬のさらなる盛り上げを図ります。
1.開催日割について
2歳馬競走のさらなる充実と競走馬のより円滑なサイクル形成を図る観点から、夏季競馬を平年より2週繰り上げ、東京優駿(日本ダービー)施行週の翌週から2歳馬競走を編成します。よって、夏季競馬は3回東京競馬および3回阪神競馬からとなります。
また、北海道開催を従来から1週繰り上げて施行するほか、2回中京競馬については、従来の5~6月(春季競馬)から6~7月(夏季競馬)に移設して施行します。

 2.夏季競馬番組における重賞競走の変更について
 (1)中京競馬の開催時期変更に伴う重賞競走の施行場等の変更について
 下表のとおり重賞競走の施行場、施行時期、施行距離、競走条件を変更します。
 なお、トヨタ賞中京記念(GⅢ)については、夏季競馬におけるマイル路線を整備する観点から、施行距離を1,600 メートル(芝)に変更します。

(2)開催日割の変更に伴う施行時期等の変更について
開催日割の変更に伴い、下表のとおり施行時期、施行距離を変更いたします。

3.サマーシリーズについて
夏季競馬の振興を図るため、従来の「サマースプリントシリーズ」「サマー2000シリーズ」「サマージョッキーズシリーズ」に、新たに「サマーマイルシリーズ」を加えて実施します(下表参照)。
また、サマースプリントシリーズについては、新たにCBC賞(GⅢ)を加えた6競走を対象とし、サマージョッキーズシリーズについては、サマーシリーズ実施期間(2回福島競馬第1日・3回阪神競馬第5日・1回函館競馬第3日~4回中山・4回阪神競馬第2日)における平地の全重賞競走とします。これにより、サマージョッキーズシリーズの対象競走は、前年の20競走から25競走になります。

4.競走回数について
競走回数については、前年同様すべての開催日において12競走とし、夏季競馬全体で984競走〔前年960競走〕(内訳は、平地競走947競走〔前年928競走〕、障害競走37競走〔前年32競走〕)を編成します。
※ 開催日割の変更により夏季競馬が2日間の増となることから、競走回数も24競走の増となります。

5.2歳馬競走について
2歳馬競走については、「ダービーからダービーへ」という競走馬のより円滑なサイクル形成の促進を図ることを基本とし、併せて出走頭数を確保し競走内容の充実を図る観点から、各競走条件における編成数の見直しを行います。

6.3歳以上馬競走について
3歳以上馬競走については、競走条件別の在籍頭数・在厩頭数に応じた競走数の編成およびローテーションの改善により、競走内容の充実に資する見直しを行います。

7.発走時刻について
「はくぼレース」については、節電に配慮した競馬施行の観点から、本年についても実施しないこととします。
(1)各場間の発走時刻について
お客様により参加していただけるよう、テレビ放映時間および日没時間等を考慮の上発走時刻を設定し、各場間のレース間隔を、原則として各10分以上とします。

(2)最終競走の発走時刻について
1日の最終競走の発走時刻については、3回東京競馬第2日(農林水産省賞典安田記念施行日)を16:35に、3回阪神競馬第8日(宝塚記念施行日)を16:25に、札幌競馬開催期間中となる2回新潟競馬第3~8日および3回新潟競馬については16:30に、その他の開催日については16:20に設定します。

8.各種競走について
(1)特別競走について
特別競走の競走番号は、原則として、第9~11競走(1・2回函館競馬、1・2回札幌競馬については第10~12競走)に設定します。
なお、メイン競走は第11競走に設定します。
また、以下の競走施行日を除き、特別競走を1 日3競走編成します。
① 1日5競走施行日
・宝塚記念施行日
② 1日4競走施行日
・農林水産省賞典安田記念、七夕賞、農林水産省賞典函館記念、北海道新聞杯クイーンステークス、農林水産省賞典小倉記念、札幌記念、キーンランドカップおよび農林水産省賞典新潟記念施行日
・障害の重賞・特別競走施行日
・アジアウィーク実施週
(2)アジアウィークについて
本年は、1回札幌競馬第7・8日をアジアウィークとします。


(2)(特し)について
① 2歳馬競走
(指定)を除くすべてのオープン競走を(特し)とし、10競走(前年12競走)を編成
いたします。
② 3歳以上馬競走
500万円以下の条件以上の競走において、168競走(前年153競走)を編
成いたします。