2007年「桜花賞」、そのサンプルは果たして正しいか? | リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

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◆片岡勁太は実在しない「番組表」という虚像を読み解こうとするが我々は「競馬番組」の実体を解き析かす点で全く別物である。日本中央競馬会は、その名の下で施行される競馬番組の中で「何が勝っても構わないレース」の存在を許諾する事は皆無である。

 さて、某片岡系のように、サンプル選定の基軸を【WIN5】既売GIなんぞ求めるような事をせずに、「桜花賞のサンプルは桜花賞から」というポリシーの下で似た物探しを行うと、まず浮上するのは、JpnⅠ表記戦としての賛否は別にダイワスカーレットが1着起用された2007年戦となるだろうが、果たしてそれは正しい選択なのか?

 確かに当該サンプルには(優)は8頭分揃っている訳で本年戦の6頭とは出走構成的には異質であるとも言えるし、(優)を6頭という点を重視するならニシノフラワーの1992年戦が浮上する訳だが共に帯に短し襷に長しになるのが現実だ。