当該競走名には「チャレンジ」が含まれている事を理由に、以前より、これが「4歳馬」に向けての「能力検定」であるとして来た。その根元は「朝日チャレンジカップ」が「3歳馬」に向けてのものである点を共有している。
ならば、なぜに当該番組がハンデキャップ戦で施行されているのか?という疑問を呈する人もいるかもしれないが、ハンデ戦が常に「救済戦」であるという固定観念は危険である。総ての競馬番組には「ステップ競走」が存在する。
というのが「戦歴解析」に於ける当研の基本理念である。「ステップ競走」と言っても、それは「優先出走権」を[地]に交付するGI競走などに規定されたものではなく、逆に発生するのは「出走権(利)」ではなく「出走義務」であり、場合によっては「ステップ競走1着馬」には「出走義務」が発生しない(出走不許可)ケースもある訳で、それは常に同一レースで統一されているとも限らないし、そのステップ競走を経路としたキャラクタを主催者が必ず1着起用するという訳ではない。(以下省略)