サンプルモデルとして「宝塚記念」を採用したと言及したので、◎は前年*1着同枠馬であったサンダルフォンと同枠配置された1枠01番ロードカナロア(福永)とすると思われた方もいるかもしれないが、そうは問屋は卸さないという事で同馬には掲示板からは外れてもらう事にした。
ここまでの当該GI競走のステップ競走を見ると「オーシャンS」は1着馬ワンカラットの登録抹消により機能不全で*1着同枠馬ジョーカプチーノが機能補正する可能性は残るものの「宮記念」が重賞としての「オーシャンS1着枠」からの連勝馬を起用したのは2010年(外)キンシャサノキセキのみであり、その点に於いて「阪急杯」も同様に見ることが出来る。
今年、外国産馬を排斥して施行される「(新)高松宮記念」の向けて(外)キンシャサノキセキが、昨年の「(計画的)代替開催」で我々に示した点を重視し同年「オーシャンS」で、59キロの同馬を58キロで破った、ダッシャーゴーゴーに◎を打つに至った。
既に2010年「G2セントウルS制覇歴」の賞味期限は切れており、58キロはおろか57キロ増量馬としての身分からも墜ちたキャラクタではあるが、ここにはGI馬が2頭しか存在せず、それらの個性は、その後の増量勝歴を持たないのだから、同馬の戦歴は、増量規定をアローワンスした主催者の評価として十分、満足するものでは無いだろうか。
