【WIN5】基本テータと過去が再現される事を期待する錯誤 | リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

◆片岡勁太は実在しない「番組表」という虚像を読み解こうとするが我々は「競馬番組」の実体を解き析かす点で全く別物である。日本中央競馬会は、その名の下で施行される競馬番組の中で「何が勝っても構わないレース」の存在を許諾する事は皆無である。

【WIN5】の過去データ集計だとか、TARGETJVで集計可能なデータなどは、競馬ブログを書いてる人なら、誰でも既知なものと思い込んでいたのだが、質問の中には、「W1~W5で、単勝1番人気馬が1番多く1着になっているのは?」などという基本的な質問も多い。確かに、過去データをJRA-VANデータ無しで集計するのは非常にメンドイかもしれないので、たまには、その辺りの基本的なデータも気まぐれに掲載させて頂くことにした。しかし、過去データなんぞ、過去の出来事であって、未来を保証するものでは無い点は肝に命ずることだ。過去が参考になるのは、主催者が、傾向らしくて傾向で無いようなものを再現するから、そのように見えるだけの事である。よって、そこに主催者の意匠が無い過去事象は、ただの「単発」であり、自然確率の範囲内での出来事なのである。逆に「デタラメ(乱駄無)」は、その意思が作用しないと「出鱈目」には見えないのである。




 見れば判ると思うがサイコロ(周期12)は、来週のWIN5は、底バイ反転ゾーンに入ることになる。つまり、来週のW1からW5までの単勝1番人気馬が5連敗しても現在の17%(正確には16.7%)の12戦2勝10敗ラインを割り込む事はない。と同時に1勝すれば毎回、サイコロは上昇する事になる。