条件戦には時に、当該番組のように、春季に編成されて[指定]を名乗ったかと思えば、唐突に秋季で(特し)を平気に施行するノマドなジプシーレースと遭遇する事がある。
今週の「白嶺S」は3年振りに「1回東京競馬」に再生される準opのダートマイル戦で過去の再現性に頼るなら「4枠揃目」によって今年のダート準opが守る単勝1番人気馬による「優勝劣敗」が表現されるのかは興味深い。
結局、主催者は「2度ある事は3度ない」という現実を突きつける事が多いことも我々は経験則で感じているから、そこだけに短絡する事は無い。
こういう「単発性」の強力な番組で賞金書換を経たキャラクタのその後の戦歴に明るい未来は無いというのが通説だが、当該番組が芝で施行されていた2001年以前にはトウホウドリーム(産経大阪杯1着)やブラウンビートル(新潟記念1着)なども出ている。