【W2】伏見ステークス | リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

◆片岡勁太は実在しない「番組表」という虚像を読み解こうとするが我々は「競馬番組」の実体を解き析かす点で全く別物である。日本中央競馬会は、その名の下で施行される競馬番組の中で「何が勝っても構わないレース」の存在を許諾する事は皆無である。

 準op(1600万条件特別)であれ、1000万条件特別であれ、条件クラスの特別登録馬の中に「昇級初戦馬」が存在するのが基本的に必須事項であり、競馬番組編成をそれを鑑みて構成されるから逆に、特別登録段階で、その必須キャラクタが存在しないのは、その番組の決着構造が特殊なベクトルを持つと判定出来る。当該「伏見S」は昨年のカテ変を、そのまま持続しハンデ戦として施行される事から、ハンデ戦としての意匠を読み解く事が優先されるのは言うまでもないから1770万(50.84%)→1700万(52.94%)などという1着本賞金の減額の影響など起用性には何ら意味を為さない。