ジャパンカップダートを前にドサ回り?も含めてダートグレード競走制覇馬を確認しとく。 | リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

◆片岡勁太は実在しない「番組表」という虚像を読み解こうとするが我々は「競馬番組」の実体を解き析かす点で全く別物である。日本中央競馬会は、その名の下で施行される競馬番組の中で「何が勝っても構わないレース」の存在を許諾する事は皆無である。

 一部では、不謹慎にも地方競馬を蔑視しドサ回りと形容される中央交流重賞としてのJpn表記重賞であるが、G2格付競走のヴォリュームは中央競馬番組を圧倒する訳で、JpnI競走をJpn2競走扱いしようがしまいが、これを無視した中央競馬の競馬番組解析は不可能である事が真理である以上、冒頭の形容が如何に稚拙な勘違いである事が理解出来よう。
 その格付システムには、ダブルスタンダードが介在している点は、あまり触れられることは少ないが、それが起用性に関わるか否かとは別に、しっかりと理解しておく事が重要となる。
 1997年シンコウウインディを端を発する中央競馬ダートGI競走の歴史は、その1着起用馬の戦歴に地方での足跡が無いキャラクタを探すのが難しいから、常にアロンダイト型が1着許可を得る可能性を考慮しながら準備しなければなるまい。