馬齢アローワンス規定の存在は、3歳上競走の春季番組内施行の根拠にはならない。 | リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

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◆片岡勁太は実在しない「番組表」という虚像を読み解こうとするが我々は「競馬番組」の実体を解き析かす点で全く別物である。日本中央競馬会は、その名の下で施行される競馬番組の中で「何が勝っても構わないレース」の存在を許諾する事は皆無である。

反論だけは、素晴らしく速いねぇ~(笑)

 馬齢アローワンス規定の存在は、3歳上競走の春季番組内施行の根拠にはならない。じゃぁ、なぜ、明け3歳馬の為の、5歳上馬に対するアローワンスの設定がある、1月早々から「3歳上競走」が施行されないんだ?
 春季競馬番組、稼動後、最初の重賞「中山金杯」及び「京都金杯」が「ハンデ戦」である事にも意味がある。アローワンスが機能する「4歳上」重賞(本年施行実績でいうと「AJCC」が「1回中山」の最終週に編成されているにも、距離が2200Mなのも、明確な理由が存在する事は言うまでもない。
 「AJCC」が仮に「3歳上G2競走」になった場合に、3歳馬は5歳上牡馬の基本斤量57キロから10キロ減量されて47キロで出走可能であると競馬番組には規程されているのである。しかし、そう言う番組編成は実現しないのである。