JRAオペレーションは国際セリ名簿基準委員会如きの影響は受けない。 | リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

◆片岡勁太は実在しない「番組表」という虚像を読み解こうとするが我々は「競馬番組」の実体を解き析かす点で全く別物である。日本中央競馬会は、その名の下で施行される競馬番組の中で「何が勝っても構わないレース」の存在を許諾する事は皆無である。

 対外的な発言権や出走権の確保の為の国際交流やグローバル政策と「競馬番組」とは全く施されるステージが違う事を理解すべきである。
 少し考えれば解る事だが、国際化しようがしまいが、現行競馬に於ける競馬番組によるゲーム性が、その影響を受ける訳が無い事は誰の目にも明らかである。
 Jpn表記戦が国際認定されていないからと言って無国籍であるはずもなく、それは紛れも無く日本中央競馬会が主催する番組である以上、その基本理念は、競馬番組の意思による制御以外の外力が加わる事は一切無い。
 じゃあ、何かい?JRAは、2007年パートI国認定の際に、枠連馬券を廃止し、その他の馬券の国際標準化の着手を確約したとでも言うのかい?
 日本中央競馬会が国際化の完了と共に稼動した「JRAプレミアム」や「JRAプラス10」というシステムは「JRA独自」である事を強力に主張している事は言うまでもないし、誰も否定し得ない事実だろう。
 JRA競馬がICSCの顔色を伺いながらゲームオペレーションの転換を行っている予兆などは、競馬番組や決着構造の、どこをどう探しても存在しない事は誰でも意識している事だろう。
 確かに、極東の島国の中で運営される日本競馬が将来的にプレイヤーを海外に求め、それを拡大するという計画の青写真が存在する事ぐらい我々でも推察出来るが、それは「販促」の話である。
 オペレーションはギャンブルの違法性を中和する「公正競馬」の為に存在するのであって「販促」の為に行われる訳ではない。翁爺さんたちの思考は、そんな基本的な事にさえ、理解が及ばないのが現実である。
 中りゃ何でもいいのなら、ネットに溢れる「大的中!連続的中!」と威勢のいいところがオススメなのは幼稚園児でも解る事だ。