宝塚記念馬による産経賞オールカマーの直行制覇 | リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

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◆片岡勁太は実在しない「番組表」という虚像を読み解こうとするが我々は「競馬番組」の実体を解き析かす点で全く別物である。日本中央競馬会は、その名の下で施行される競馬番組の中で「何が勝っても構わないレース」の存在を許諾する事は皆無である。

 似たもの探しが、結果論的な辻褄合わせに最適なのは、その解釈のスパンが広いからであり、後から聞けば「なるほど」と勘違いしてしまう初学者が多い。
 しかし、スパンを拡げ過ぎた功罪として事前の絞込みが浅い解釈、検証では非常に難解となる点が挙げられる。
 例えば、今年の「産経賞AC」に「宝塚記念」から直行して1着起用されたアーネストリー。
 これまで「宝塚記念」を6枠8枠で制したキャラクタは「オールカマー」へ参戦する義務が生じるなどと言われていたが今年のそれは1枠で制した戦歴所持馬である。
 これを「オールカマー」の外形、装丁やビワハヤヒデが仁川春天馬である点などをスルーして無理矢理、代入すると「JRA創立40周年」の1994年が浮上し、該当年の「毎日王冠」で1着起用された607(父)ネーハイシーザーを探す事になる。
 これを単純に表現すると「宝塚記念1着馬」が「オールカマー」へ直行して1着したのは1994年のビワハヤヒデで、その年度の「毎日王冠」は1着馬を「秋天馬」へと昇華させている。
 と相成る。
 1994年の「毎日王冠」は今年と同じ11頭立戦で、その程度の符合で、その気になってしまう研究者の多い事も問題ではあるが、今年の「毎日王冠」も「秋天馬」を作り出すと思い込んでしまう方が厄介なのも事実だ。
 まぁ出目で重要なのは、正逆表裏対角云々という誤魔化しではなく「出走頭数」の合致であるから、今年の「毎日王冠」で607が1着する可能性を探るのも仕方ないだろうとは思う。
 また、2009年を反転サンプル(意味不明な解釈ではあるが..実際に存在するw)として、2着馬が戦歴を発信するという迷信を信じて、この年の「毎日王冠2着馬」ウオッカの「安田記念制覇馬」という戦歴を重視して「毎日王冠」へ出走する安田記念制覇馬の起用の実現を想定する話も当然出て来るだろう。

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まぁ、その戦歴コジツケ。

中れば、オメやし

外れたら「もっと頑張りましょう」って事だ(笑)