結果論的に、2009年を持ち出して「510浜中俊から石橋守への乗り替わりだったんだよねぇ」と言う独り言などに耳を貸してはいけない。そんな事は百も承知で、1着枠の8枠から別の1頭を引き揚げたんだから(笑)
ここで考えるべきは、連覇馬キングトップガンとは異なるバリエーションとしての「(中山代替)七夕賞」→「(記念)小倉記念」の連勝現象ではなく、キタサンアミーゴの2着性だろう。集票力が群を抜いて低かった「5枠」から出たのである。
同枠トーホウアランの「(ハンデ化)第42回中日新聞杯(2008)1着歴」や「第43回京都大賞典(2008)制覇歴」を持ち出して、同枠馬のヘルパーだか戦歴補正だかの幼稚な言訳を考えるのはやめて、より合理的(理に叶った)な自分なりの結論を導出すべきだ。
ハンデ期間中にG3ハンデ戦ダイヤモンドSを54.0キロ3着敗退しながら、「新潟大賞典」で1キロ増の55.0キロ評価となった同馬の斤量歴は2着起用の1つの理由づけにはなるが、それだけに依存する訳には行かない。
上と重複するが、1着馬がイタリアンレッドだからこその、2着馬キタサンアミーゴである事が完全に説明出来てこその「連対構造」の解読である。単勝だけなら最低でも18分の1の確率で、中るのだ。そして単勝自慢とは、馬単の総流し自慢と同じであるのだ。でも、中ったら嬉しいのは、これがギャンブルだから当然だ。しかし有料予想は根本的に立場が違う。