●安土城(あづちじょう)ステークス
安土城は、滋賀県近江八幡市にあった城。現在は城跡全体が特別史跡に指定されている。天正7年(1579年)に織田信長が観音寺城の支城のあった安土山に天下統一の拠点として築城した。安土城に移ったあと、石山本願寺との戦争を終わらせるなど、天下統一に邁進していたが、3年後の天正10年(1582年)に京都の本能寺で明智光秀に襲われ、安土城はそれに続く山崎の戦いの余波で焼失した。
タイキシャトル産駒を3頭も用意した京都芝1400mのオープン特別だが、特別登録馬名表に記載されたのは3歳馬名もあるものの、僅か10頭で、半額処理を受けた世代は、登録すらない。新設された「ルミエールS」を勝ったら重賞制覇馬に自動的になったという理論展開であれば、ここには、少しは多くの特別登録馬が詰め掛けてもいいではないか?確かに「ルミエールS」の特別登録もフルゲート16頭に不足する15頭だけだったから、それを以ってどうこう派生する訳ではないし、既にここを勝つ馬が決定している前提では、理解できなくもない出来事ではある。
以下の示した資料を見るまでもなく、競馬番組を理解していれば、京都芝1400mにカテゴライズされる古馬op特別という番組が、どのようなポジションに置かれているか十分判断がつくだろうから、今更、ここで説明はしないが、「安土ステークス」ではなく「城」を付加することで、3文字競走名とした当該戦は、「桃山S」が「桃山城S」では無い事で2文字競走名である事と関連する。
暫定◎ マイネルクラリティ
週の前半は、この程度の観察ルーチンを、総ての特別競走に対して行うのが、通常の作業であるし、検証したレース総てを賭けない精神力も何とかモノに出来た。そして、場合によっては割愛するレースも選択しなければ、時間的制約を受けるのは当然である。つまり、競馬は、片手間で出来るものではないし、週末のスポーツ新聞、競馬新聞を買ってから検討に入る程度で、JRAが提案する、この単純且つ難解なゲーム理論に立ち向かうことは不可能である。先週の貴方のテキチュウは、端的に表現するなら「マグレ」なのだ。


