S2K第1戦☆第47回七夕賞~17頭フルゲートよりも中山芝2000m戦である事が重要だ | リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

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◆片岡勁太は実在しない「番組表」という虚像を読み解こうとするが我々は「競馬番組」の実体を解き析かす点で全く別物である。日本中央競馬会は、その名の下で施行される競馬番組の中で「何が勝っても構わないレース」の存在を許諾する事は皆無である。

 確かに今年の「七夕賞」は中山代替Cコース施行によって、従前のフルゲート16頭立戦が17頭立戦となる点は目立つ特異性として、気になるだろうが、それよりも、同番組が起用性の中で重視すべきは、これが「中山芝2000m」戦で施行されるという点になる。
 つまり、これがCコースで施行されようがBコースで施行されようが、今年の「皐月馬」兼「ダービー馬」を兼任するオルフェーブルが走っていない春季番組での力関係が持ち込まれる「七夕賞」なのである。

 どっかの爺さんのように「今年は1着本賞金4300万を維持するG3ハンデ戦・中山金杯が双子化し、(外)コスモファントムが1本化して回収する」などと単純な理論展開をするのは、尤もらしく、それなりに聞こえがいいが、これが昨年の青写真による設計思想に基づくならまだしも、春季競馬番組発表時には予定にない代替開催である事が、それを否定し得るに十分な要因となる。
 また、同じ「代替開催」を「非正規」だの「正規」だのという二者択一な単純な分類を否定する立場から言えることは、今週の競馬番組は、2場で「代替重賞」が施行されるという観点を重視したい。


リゲイン総研~競馬番組表なんて存在しない~-七夕賞

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