【W4】マーメイドステークス G2化した府中牝馬Sへの裏ステップ競走 | リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

◆片岡勁太は実在しない「番組表」という虚像を読み解こうとするが我々は「競馬番組」の実体を解き析かす点で全く別物である。日本中央競馬会は、その名の下で施行される競馬番組の中で「何が勝っても構わないレース」の存在を許諾する事は皆無である。

 春季競馬番組で4歳上牝馬に出走資格を与えていた「中山牝馬S」が唯一だった「古馬牝馬ハンデ重賞」は2004年に「愛知杯」が3歳上牝馬限定戦となり、2年後の2006年に当該「マーメイドS」が京都代替開催を機に加入してトライアングルを構成。

 その2006年に6月施行から12月施行となった「愛知杯」がアドマイヤキッスを起用してから単勝1番人気馬を1着起用することなく消化され続けているカテゴリーであり、その2006年以降「中山牝馬S」で1着起用された同一世代を1着馬としないルールが確立していたが2009年に1度破棄された。

      中山牝馬S  マーメイドS

2006年  牝5/56.0   牝3/49.0

2007年  牝7/56.0   牝6/53.0

2008年  牝6/53.0   牝5/48.0

2009年  牝6/56.5   牝6/53.0

2010年  牝6/53.0   牝5/53.0

2011年  牝4/53.0   牝???

今年、明け4歳世代であるレディアルバローザを1着起用した「(阪神代替)中山牝馬S」と、「府中牝馬S」のG2昇格の影響を色濃く受けることになるフルゲート割れの「マーメイドS」である。




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