この時期にのみ編成されている3歳1000万下条件特別で、既述のとおり、それまでオープン馬として扱われていた3歳、2勝、900万馬を代表とするキャラクタが夏季競馬番組稼動を前に、条件クラスに先行してクラス編成を移動する規定を宣言する番組である。
2001年まで、年間7番組存在した、この馬齢限定条件特別は、減少傾向を辿ることで示されたルールとは何かを考えることになるが、当該番組はダート戦であり、今年より3歳オープンダート戦に限定採用されている賞金別定増量規定の変更が当然、関わって来ることは先週の「第16回ユニコーンS」の決着構造を持ち出しまでもなく理解の範疇にあるだろう。
そこには「門別」で昨年施行された「エーデルワイス賞」「北海道2歳優駿」というJpn3交流重賞の1着本賞金が1600万円から2000万円へ加増された事に端を発する訳だが...