前年戦が「京都代替」で、その翌年が「阪神代替」という特殊変則な代替翌年戦を行う「CBC賞」である。
「エプソムカップ」には登録されていない3歳世代であるサクラベルの存在が目を引く、ここで勘違いしてはいけないのは同馬は「条件馬」ではなく今週までは「オープン馬」である事だが、出走馬決定ルール上は昨年の2着馬で今年も登録しているダッシャーゴーゴーと同じ立場だが、起用性に関わるルールに於いては2007年のエイシンイッキと同じ立場となる。
出走馬決定順第1位馬と第2位馬が前年の連対構造馬である出走性が重要となる事は誰にも解る部分だが、ここからの展開は三者三様になるだろうが正解は唯一。
また「(中京高松宮記念」→「(京都)CBC賞」と「(阪神)高松宮記念」→「(阪神)CBC賞」のコントラストを明確に表現するキャラ馬に照準を当てたいと考えるとサンダルフォンに視線が行くのは仕方無いが、それは「表」、つまり「明示」側の個性である。同時に、ここでは「暗示」側も考慮すべきだろう。