(農)第61回安田記念 同一世代3連覇の翌年戦は... | リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

◆片岡勁太は実在しない「番組表」という虚像を読み解こうとするが我々は「競馬番組」の実体を解き析かす点で全く別物である。日本中央競馬会は、その名の下で施行される競馬番組の中で「何が勝っても構わないレース」の存在を許諾する事は皆無である。

 昨年までの当該番組は一昨年までの「春天」と同様に同一世代による3年連続の1着起用に収束しており、その先行指標として現実化した2005年からの「MCS」が存在する。
 昨年の「スプリンターズS」も、その可能性を内抱していたが、それを8歳の407[外]ウルトラファンタジ-が阻止した方式を採用しているが、ここは既に2007年407アストンマーチャンに端を発した同一世代3連覇が完了していた。
 古馬GI体系のマイルまでを短距離部門として1つの群として見ると現4歳世代アパパネの「11Vマイル」現5歳世代のブエナビスタの「10Vマイル」、そして現6歳世代となる(外)エーシンフォワードの「10MCS」だけが、この基幹世代に与えられた短距離GIタイトルであり、その他は(父)ウオッカを代表とする現7歳世代による寡占状態であるのは、これらの基幹世代らか目指した馬齢限定頂上戦が総じて「Jpn表記」だった事が影響していたのだろう。
 しかし昨年、「安田記念」を制した、この世代のショウワモダンの直前の引退が、この「番組寡占」の解除宣言となったのは、出走馬齢構成が証左している。
 同一世代3連覇の流れを止める世代は「春天」では当時6歳のジャガーメイルで、「MCS」では当時5歳牝馬のブルーメンブラッドであった。
 春と秋にそれぞれ編成された「古馬マイルGI競走」だけが共に「3歳馬」を受け入れた出走資格を用意している根拠は「NHKマイルカップ」の存在以外に説明はつかないし、それ自体も、その矛盾を自己解決するには、短いものだが、ここで起用されるべき世代は、昨年の「MCS」を制した現6歳(つまりディープスカイ)世代と結論づけた。


リゲイン総研(本部ログ)


馬番 予想 馬名
3
スマイルジャック
8
アパパネ
16
ジョーカプチーノ
18
リーチザクラウン
13
× ダノンヨーヨー
14
× リアルインパクト