□地方馬スクランブルエッグの存在は、悩ましい。同馬は中止となった「アネモネS」へ、当該出走表にも馬名のあるセイルアゲンと同枠配置で出走予定だったJRA外キャラクタである。
教唆という面では、過去を従順に踏襲するのであれば、単純にその配置枠と接触している枠、つまり隣枠から連対相当馬を選定すればいいのだから3枠03番アカンサスが浮上するのだが、連対相当馬では「WIN5」対策には到底ならないし、それ以前に、この地方馬は「単独枠」配置である。
単独枠が存在するということは、レースのゲート数が15頭以下であることと同等で、今回の13頭立戦は当該番組が初めて経験する配置である。
出走頭数の第1分類となる「奇数」か「偶数」かという面に於ける当該番組は「奇数頭数」戦では「奇数ゲート」を1着起用している事で統一されてはいるから、これを単純に信頼するなら1着対象馬は半減する。
いや、正確には「半減」でない点に「奇数頭数戦での奇数起用」の本質が存在するのだが、それはまた別の機会に譲るとして、先週の「W4」は14頭立戦で【13】を起用済みである点も鑑みて、数頭を選択したい。
また、今回、前述のセイルアゲンと7枠(過去2年連続1着枠起用)で同枠配置となった「未勝利馬」アドマイヤロングも思考停滞の原因となっているのはマチガイない。