第71回桜花賞は想定配列によって事前ダンゴ(印)をつけた | リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

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◆片岡勁太は実在しない「番組表」という虚像を読み解こうとするが我々は「競馬番組」の実体を解き析かす点で全く別物である。日本中央競馬会は、その名の下で施行される競馬番組の中で「何が勝っても構わないレース」の存在を許諾する事は皆無である。

 今年の「桜花賞」はオッズや配列の影響を下手に受けないように、事前に「想定出走表」を組んで、先行的にダンゴ(印)を公開する事にした。結果として「人気馬」にダンゴが集つまる事になるかもしれないが、人気を見てから、人気馬の為の理論づけするどっかの板サイトよりは少しマシだろう。ドングリの身体検査に変わりないが(笑)。

リゲイン総研(本部ログ)-推定配置表

 想定出走馬に関しては、抽選対象の900万馬群よりドナウブルー(報知杯FR*1着同枠馬)とニシノステディー(クイーンCs1着対角馬)を選定した事により、全馬の前走が「牝馬限定戦」という2005年以来の構成を想定した。

 通常であれば「ファルコンS」から経路するウッドシップが妥当ラインではあるが、これを出走させない事であるオペレーションの停止を宣言と仮説した。よって場合によっては、印が完全に変更される可能性はある。要はウッドシップの出走性次第。

 唯一、前走が重賞でないマルセリーナには「シンザン記念」出走歴を所持するが故に、ここに挙げた18頭は総て「国際競走」出走歴馬となる。

 初加算区分は「新馬勝歴馬」が5頭で、その内訳は牝馬限定戦3頭で3歳新馬が1頭存在し、(混合)1頭、(無冠)1頭となる。

 残った13頭が「新馬戦敗退歴」を所持し初加算となる「未勝利戦」のバリエーションは様々。

 「GI競走」であるから当然「テーマ性」が問われることになるから「2歳(国際)化」を代表するキャラクタを排斥して施行される「桜花賞」であるから「(新国際)ファンタジーS1着馬」マルモセーラの配置枠や「(新国際)阪神JF2着馬」ホエールキャプチャの配置枠は、それを表現する「テーマ枠」に成り得る資格を有するのは当然で特に後者は「2歳新国際」を「3歳既存国際」に持ち込んで機能した点で人気でも起用資格を有するのは仕方ないところだろう。

 だが、ここで主軸としたのは、3歳(国際)を初めて経験した「フェアリーS」1着馬ダンスファンタジアである。

 理由は、その番組がメルトダウンした「中山競馬」に存在する点である。

 「フェアリーS」は3歳重賞競走としては最初から(国際)の看板を掲げて施行された番組である点は、先行GI競走である今年の「フェブラリーS」を「JCD」からの直行で制したトランセンドの「レパードS」や「みやこS」に通ずるものがあると見た。

 「正規」「非正規」については然程、意識していないが、「アネモネS」を喪失し、「報知杯FR」が「中止代替」となった「桜花賞」は、誰が見ても「変則番組」である事に変わりない。

 「(中山)ジュニアカップ」を牝馬が制した点については、当然、ここでも意識にあるからデルマドゥルガー(クイーンC*1着同枠馬)にOを打った。これは、単純に「ジュニアカップ」が「アネモネS」を代替するという想定。

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