第45回シンザン記念 はクラシック出走資格が無いこの個性で | リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

◆片岡勁太は実在しない「番組表」という虚像を読み解こうとするが我々は「競馬番組」の実体を解き析かす点で全く別物である。日本中央競馬会は、その名の下で施行される競馬番組の中で「何が勝っても構わないレース」の存在を許諾する事は皆無である。


リゲイン総研(CyberAgent支局)


馬番 予想 馬名
8
レッドデイヴィス
5
アドマイヤサガス
2
ワイズリー
10
ギリギリヒーロー
15
× シゲルシャチョウ
16
× ヴィジャイ
4
マルセリーナ
12
ドナウブルー


 昨年の「シンザン記念」は「消」を打った204ガルボに1着許可が付与されてしまったが、その際の◎が見ての通り牝馬612マイネアロマであった。

 その後、ギンザボナンザの「アネモネS」でも◎を打ったが4着敗退、「フローラS」12着惨敗で春のクラシックを諦め、夏競馬の条件平場戦で小穴を開けながら長期休養に入ってしまった。

 既述の通り、今年「ジュニアカップ」を牝馬が制し、3歳芝マイルOP特別の占有を確定した牝馬であるから、ここでも牝馬の活躍が期待される方向性は順当であると思うが自身の検証の中では否定論を採用した。


 昨年「消」を打って1着許可が付与されたガルボは「皐月賞」の2着枠に、「NHKマイルC」の1着枠に、ここでの制覇歴を届けている点で今年の牡馬クラシックには必要な存在であるという判断もあったが、その逆説を採用したものである。


 昨年を「再現」して、再び「消」を打った1番人気馬が勝つ「シンザン記念」になるかもしれないが、それはそれでいい。ミスではない。毎度毎度、外したらミスっただのという言訳は見苦しい事は誰でも知っている。