「中山金杯」と共にJRAプレミアム競走として3度目の施行を迎える「京都金杯」は「1年の何とかは金杯にあり」と言われるようにJRA競馬に於ける、その年の最初の重賞競走として、競馬番組の「基点」となる番組であるが、それはハンデ戦であることに固執する点で「番組の基点」となっても「番組の基準」にはならない立ち位置に存在することになり、「金杯」は所謂、「競馬番組の掲示板(メッセージボード)」と言える。
「金杯(西)」が1996年「京都金杯」と看板を架け変え、施行距離をマイルへと変更することで「中山金杯」との差別化を図ると共に第2次(国際)化計画の稼動宣言を行ったのはもう10年前のことであり、その新設戦を制したのが1997年メジロドーベルと揃目を叩いて「第57代桜花賞馬」となり、「第2回秋華賞」2着で仮想三冠牝馬となったメジロドーベルの太刀持ちを務め、そのまま(混合)最終の「MCS」を2着したキョウエイマーチ....
| 馬番 | 予想 | 馬名 |
|---|
| ◎ | ライブコンサート |
| ○ | スマートギア |
| ▲ | タマモサポート |
| △ | ドラゴンファング |
| × | トレノジュビリー |
| × | ティアップゴールド |
当該番組が「中山」を名乗り始めた1996年戦は「中山」での施行では無かったという笑い話は過去に何度か触れたが、この「中山金杯」は「京都金杯」がマイル戦となった2000年に起用したジョービッグバンを「第17回MCS」で、(国際)化のシボリックに体現することになる(外)アグネスデジタルの*1着同枠馬となることで、その役目を完了した訳だが、これを2着したダイタクリーヴァが「京都金杯」を連覇することで後のデュランダル、ダイワメジャーの「MCS」連年起用を教唆した事の正否は確かめることは出来ないが、アドマイヤフジを研究することで、ある程度の確信は....
| 馬番 | 予想 | 馬名 |
|---|
| ◎ | トウショウシロッコ |
| ○ | シェーンヴァルト |
| ▲ | ゴールデンダリア |
| △ | ヒカルカザブエ |
| × | ホッコーパドゥシャ |
| × | ブルーマーテル |