(実馬券予想)かしわ記念 | リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

◆片岡勁太は実在しない「番組表」という虚像を読み解こうとするが我々は「競馬番組」の実体を解き析かす点で全く別物である。日本中央競馬会は、その名の下で施行される競馬番組の中で「何が勝っても構わないレース」の存在を許諾する事は皆無である。

 さてゴールデン・ドリーム・シリーズも最終戦である「かしわ記念」となった。今年から交流GI競走に認定され1着賞金も1500万嵩上げし中央からも有力馬が参戦。数年後には国際GIになるべく準備段階に入った訳だ。

結果:04-05-01 馬単7010円 三連単27190円
(所見)
□戦歴解析、番組表解析と言う手法が地方競馬に通用するかしないかなどという論議がマニアの間では時に物議を醸すが自身は、そのレースが、あのリストに存在する限りにおいて十分通用すると信じてやまない。
□当該レースは昨年までG256キロ定量戦というカテゴリーで2年施行されていた訳だがG2に格上げされた2002年は別定戦であった。今年、G1に格上げし定量規定も57キロオールという無差別級となったことで昨年の56キロ覇者もJCD57キロ覇者も同じ斤量で戦うことになる。つまり全く過去とは決別した個性を1着起用しなければならない番組となった訳であるから、地方競馬に1度も戦歴を刻んでいない08番メイショウボーラーが用意されている。そして同枠のセン馬は将来国際化へ向けての打診だ。
□相手は昨年の覇者であり「フェブラリーS」に戦歴を残していない個性が順当だろうから01番ナイキアディライトで十分足りる。
□このレースにおけるキーホースはノボトゥルーである。G3最終戦を2着し翌年より3年連続三連単馬券のトリをつとめた同馬は今年シリーズ初戦の「(農)かきつばた記念」へ出走し5枠でヨシノイチバンボシと揃目を叩いた。これが本競走に何を発信したのかは三連単馬券を買う方には重要な意味を持つことになる。

フォーカスは馬単で◎→○
 押さえは枠連で開催回数よろすく1-7を1点。