山下達郎と星野源のラジオ放談 | 本日の空模様

本日の空模様

☆色んなテーマで自由に書きたいと思います☆



こんばんは。

とても貴重な番組でしたのでところどころだけでも書き留めておきたいと思いまして。。

ラジオの放送局の垣根を越えた番組ということで、どの放送局からも聴けるという!!
すごい!『未来』だ!!『21世紀』だ!!

(ちなみに、タイムフリーという機能でまだあと数日聴くことができますので間に合えばぜひ♪
民放ラジオ101局特別番組「WE LOVE RADIO!~山下達郎・星野源のラジオ放談」  | FMヨコハマ | 2017/03/20/月  21:00-22:00 http://radiko.jp/share/?sid=YFM&t=20170320215619

山下達郎さんと星野源さん、初対面とのこと。

一週間ほど前から緊張のカウントダウンをしていたという源さん。
オンエア前に達郎さんは『部活何やってたの?』など質問攻めだったそうで、それによって緊張がほぐれたと源さん。

お二人とも一人っ子で源さんは埼玉、達郎さんは東京出身。源さんちは八百屋さん、達郎さんちはパンやさんいろいろと共通するものがあって親近感がわいたとか。
『うちの養子になるか?』とまでおっしゃっていました。


この番組の目的は(たぶん)ラジオの魅力を広めること?
お二人のラジオにまつわる想いを語っていただく内容でした。

達郎さんの家にテレビが初めて来たのは小学校の3年か4年…それまではラジオが生活の一部だったそうで。

一番最初のころに聴いていたのは浪曲と落語だったとか。

中1の時に、深夜ラジオがスタートし中2の時にオールナイトニッポンが始まったそう。

 

源さんの方はお父さんがJwaveをよく聴かれていて、それを録音したカセットがたくさんあり車の中でいろんな国のよくわからない音楽をたくさん聴いていたそう。
家でもラジオがずっと流れていたそうです。
小学生の時に文化放送の声優さんの番組から聴き始め、中1、中2で岸谷五郎さんの番組、そのあと一番深く聴いたのは、コサキンDEワオっていう番組で2時間番組だったので録音して、2時間の通学の時に聴くのにちょうど良くていつも楽しんでいたそう。


『電車の中で笑いを我慢しながら聴くのがすごく楽しくて』
2,3回、自分の出したはがきが読まれ通学途中のホームで崩れ落ちるという経験をw(うれしすぎて)
ほかに聴いている人が周りにいなくて誰とも共有できず、発散する場がなかったけどそれが却って、自分の中で喜びを培養できてよかったとか。

2010年あたりに。。

歌丸さんのウィークエンドシャッフルという番組でラップのジングルを募集していて、ラップは無理だな~と思っていたら『歌でもいいですよ』という回があって(すでにプロのミュージシャンだったけど)普通のリスナーと同じ環境で作りたくてパソコンでロジックを立ち上げて自分の歌とわからないように加工して偽名で応募したらなんと優勝してしまったのだとか。

 

仕事じゃない音楽制作をして原点に返りたかったし宅録も好きだったのでやりたかったそう。
優勝して、ジングルも採用されて番組でかかって『でも言えないんですよ、言うと、レコード会社の人にもお前なにやってんだって言われちゃうし』で、2年間自分の中だけでその喜びを温めたそうです。


『(誰にも言わないって)なんか楽しいですよね。誰とも共有できない苦しさと楽しさ。。』
この、優勝したというジングルも番組内で流れていました。
(紹介はされていないけど、たぶん、、です)

 

 


★マイファーストラジオキラーチューン★
心をぐっとつかまれた曲、今でも印象に残っている曲

(ラジオから流れてきた曲で)

 

星野源さん
コサキンDEワオ、にCD大作戦というコーナーがあって、歌詞を抜き出してコラージュみたいにしてコントみたいにするコーナーで。

本人たちはすごくまじめにやってるのに面白く聞こえてしまう曲をコサキンソングと言って紹介していたコーナーだそうなんですが

それで源さんが『おなかが痛くなるくらい笑ってしまった曲』
当時の阪神タイガースのオマリー選手のダイナミックイングリッシュというCDの中に入っている、『オマリーの六甲おろし』

『僕も持ってますよ!!』と達郎さん。(えw)

 

ナビゲーターのマンボウやしろさん

『星野さん、今日山下さんと初めてなんですよね、なんでこれ?』と尋ねると、達郎さん『気持ちはよーくわかります。聴けばわかります。

すごくだから星野源という人の出自っていうか音楽的なものとか役者的なものとかラジオのライフから透けて見えるね。聴いてる番組とか、すごく理解できる。すごく一本筋が通ってる。』

という一曲、オマリーの六甲おろしを

みんなで聴きましょう♪と曲がかかる。


↓すごく面白かった!

源『歌の中で迷子になってる。』

達郎『通信カラオケでこれの通りに歌おうとする人間が今でもいるからね、これをコピーしたくなる』

対しまして

達郎さんのマイファーストラジオキラーチューンは『中2の時に初めて聞いた、ポリドール系のレコードP版、ヤングラスカルズ1965年全米ナンバーワン、グッドラビン、僕にとってのロックンロールの原点。』

曲が終わり、源さんが『ステレオかモノラルかは。。』
と尋ねると

達郎さん即答『モノラルじゃないとダメ!』
『スピーカーが一個しかない方が音圧がね、ガッツがある』んだそうです。

源さんもモノラルの曲がすごく大好きでどうしても真ん中に寄らせようとしてしまうとのこと。

 

私はサラウンドとか『わぉ!!』と思ったものだけど、モノラルにこだわるって、なんか、、未知の世界というか…カッコいいですね!!自分にはない感覚です。


初対面とは思えぬシンクロ率、とマンボウやしろさんも驚くほどお二人はとても気が合うようです。

心なしか、、お顔も似ているような?


達郎さん『僕、ひとつ今日感じたのは、僕なんかが二十歳くらいから始めた音楽のムーブメントが一回、世情がすごく変わってね。そういう時代はもう二度と戻ってこないという感じはすごく持っているんですけど

でも今、星野さんと話してみたら、あんまり変わらないんですよね、空気っていうか。僕が感じている日本の音楽のムーブメントの価値観が継承されてるっていう、、すごく実感があってね、すごく久しぶりに感じたのね。そういう人がちゃんと評価されてるんだなってね。Jポップという言葉は好きじゃないけど、日本の音楽ジャンルというのがちゃんと可能性を秘めてるなってすごく安心しました』

そして最後にリスナーの皆さんへメッセージ。

星野源さん

『今日初めてラジオを聴いたという人はこれを機にぜひまた聴いてほしいです。ほんとにいろんな世界が広がると思います。僕はラジオによって人生が変わりましたし、ラジオによって命を救われたような気もしています。思春期だったっていうのもあって。ラジオっていうのは本当に

人の命を救えるメディアだと思ってます。人生を面白くできるメディアだと思ってます。それだけ責任もあると思うんですけど。これからもおもしろいことをやっていけたらと思っているので、星野源の番組に限らず

いろいろな番組を聴いていただけたらと思っております』


山下達郎さん

『ラジオはもう滅びるんじゃないかっていう時代がずいぶん長かったんですが、ネットの発展により昔みたいに気軽に聴けるというのが復活しつつあるんですよね。それが本来のラジオの利点だったんで。ラジオの方が音楽を発信する能力が高くなきゃいけないんだけど、日本は衰退した時代があって、ここで回復できるのでは?という期待が大きいです。よろしくお願いします』

 

 

以上、ほんの一部、ラフに抜粋した覚書でした。
※お二人それぞれの生歌披露などもありました!
(厳密には生じゃなく録音)


私も、タイムフリーという機能でラジオを聴けるようになったのをとてもうれしく思っていますにこ
 

 



ではではまたバイバイ