少し前、お母さんが頭に怪我をされました。
血圧が低いせいか、よくふらついては怪我してしまうんですが、
この日もドアノブを引こうとしたときに目が真っ暗になったそうで、
思い切り後ろに倒れて頭を強打し、かなりの出血&腫れで、
私も彼も心配したのですが、
当のお母さんは、病院には行かない!血が出てるから安心や!と
病院には行かずじまいでした><
戦時中はなにもなかったから何でも自分でなおしよったもんよ、
とおっしゃって。
それもあって、最近毎日お母さんの頭の絆創膏をとり替えに、
お家にお邪魔しています。
おかげさまで、お母さんの回復力はすさまじく(笑)
もうたんこぶだけになり、
冷やしていると気持ちがいい、などとおっしゃるくらいになりました。
ヨカッタヨカッタヽ(‘ ∇‘ )ノ
打った場所が場所だけに、心配だったんですけどね。。。
お母さんの家に行くと、いろいろとお話してくれるのですが、
勉強になることが多いんですね~
お母さんは、生き字引みたいな人ですから(・∀・)
なんでも自分で創意工夫してやってきた人。
頭使いなさい、ラーナさん!と、よく言われます(・_・;
ホント、亀の甲より歳の功とはこのことですね^^
私も去年、病院に縁が出来てから、
おのずと知り合うのは年上の人が多くなりました。
それまでは、仕事での人間関係の中で最年長でしたので、
入院当初は本当に世界が違ってしまい、
ワープしてきたように感じていたものです。。。(;^_^A
それでも、年上の女性たちの言うことは、
心を開いて聞けば感心させられることが多く、
今までとは違う目線で物事を感じるようになった気がしています。
何も言われなくなったら終わりよ。。。と、
よく若い時には言われて、それさえいやだと思っていた、
生意気な人間でしたが(・_・;
その意味がしみじみとわかるようになった今日この頃です。
うちの母は、満州生まれの満州育ち、
DNAは純粋な日本人ながらなんだかどこかのんびりした、
おおらかさのある人です。
きっと都会では暮らしてはいけないだろうなぁ、と思いますが、
彼女には内に秘めた我慢強さがあり、
仕事しながら、二人の子供を育てながら、
父の父、祖父の介護をして最後まで看取った人です。
全てをこなすために多少手抜きの家事だったかもしれないけれど、
私の性格をだれよりも理解していて、
うまく操縦されてきたんやなぁと、最近になって思っています。
何事もうるさく言われた覚えはないのですが、
私は毎日頑張る母の後ろ姿を見て育ってきましたから、
今、彼のお母さんにしっかり教育してもらえるおばさんになれたのだと思います。
とぼけたことを言うし(笑)つじつまがあってなかったりする母ですが
それでも、筋を通すときは通す、
ここぞというときに強い人です。
東北の人間は、個人差はあれ、やはり我慢強いのでしょうね。
私もまだ、その中の一人だったから治療にも耐えてこれたんでしょうか。。。
話がいろいろ飛びました(笑)
とにかく目上の人の言うことは心して聞くべし、
ってことです^^
もっと早くわかればよかったのにね、私('-'*)
P.S 会津では気の強い人のことを 「きかねやつだ」 と言います。
あれって、「言うことを きかねぇ」 って意味だったんかなぁ??(今さら)