フリーライトチェーン | 必ずカエルよ~ 多発性骨髄腫と歩む

必ずカエルよ~ 多発性骨髄腫と歩む

多発性骨髄腫という病気になってしまいました。
検出できるM蛋白はベンスジョーンズですが
その数値が低く、非分泌型に近いそうです。
平成22年7月22日に入院、23年2月23日に退院しました。


以前書いたことがある、フリーライトチェーンの結果がわかりました。



結果はクロ、微量ながらも軽鎖が確認されたそうです。



BJ蛋白は消えてしまったけれど、



この結果からもベルケイド治療はしてよかったということになります。




☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*フリーライトチェーンとは☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*



「血清遊離軽鎖分析法」 です。



正常な形質細胞は抗体(免疫グロブリン)を作るのですが、


骨髄腫においては1種類の特異的な形質細胞を複製するので、


1つの免疫グロブリンが過剰に産生されてしまうそうです。


これが単クローン性蛋白=M蛋白 となります。



免疫グロブリンは、重鎖と軽鎖があり、形質細胞内で別に作られ、


後に組み合わさって完全型免疫グロブリンになります。



軽鎖が重鎖に結合したものを結合軽鎖、


結合しないものを遊離軽鎖というそうで、


重鎖よりも軽鎖のほうが多く作られることから、


この軽鎖を調べることで形質細胞の増殖性や骨髄腫の活動性を


確認できるそうです。



なので、この検査がM蛋白の出ない私にとってはとても心強い検査なんです。



このフリーライトチェーンはまだ保険認可されていません。


この先、一日も早い保険認可が待たれます・・・・ホント、お願いします!厚生労働省さま☆




VADが終わった時点で、私のBJ蛋白は姿を消し、


骨髄の異形質細胞も0.4%まで減って、Very goodでしたが、


寛解を目指すならまだまだですね。。。



軽鎖が確認されたのですから^^



B2MGも、1,6から1,5と微量ながら下がっていました。


あとは月曜のマルクの結果が知りたいところです('-'*)




この病気は、タイプによって、人によって千差万別なんではないかと思います。



最初に告知されて予後を伝えられたときは


本当につらかったし毎日泣いて暮らしていたけれど、


こうして適切な治療を受けることができ、


予後についても悪魔で一般的な数字であり、


長く生きている人もいるという事実があることなどを知り、


私も頑張って病気と向かい合って積極的に治療に取り組む気持ちになれました。



この病院と先生を調べて探して連れて来てくれた彼に心から感謝します。


本当にありがとう。



火曜日から移植に向けて、採取のための治療がはじまりますが、


できることは耐えるのみ、


頑張って耐えて、新たな気持ちでお正月が迎えられるように


なりたいと思っています^^



頑張りますヽ(‘ ∇‘ )ノ










薄くなった髪ですがエンドキサン前に最後のカットに。

上手にカットしてもらえて嬉しかったです。