『Ruchiのひっくりかえったおもちゃ箱㉞』
ー中間管理職?!ー

― Ruchi探索記
「ん?」を追いかけるお話です ―

タロットをしていると、
ときどき、妙な音がする

宇宙からか?
カードからか?

こん、こん、こん、

「ここ、なんかありますよ」…

ところが相談者さんは

「え?
そんな音、出してませんけど…」

……ん?

もう一度、カードを見る

やっぱり鳴ってるやん…

でも…

これ、
言うやつ?

まだ早いやつ?

そっと言ったら、
気づかへん?

強く言ったら、
壊れるか?

それやのに

「それ、あんたの主観ちゃう?」

と、私の中の音まで
横から口を出してくる

宇宙の音。

カードの音。

相談者の音。

私の音。

全部聞かなあかん…

カリスマ占い師なら

涼しい顔で

「あなたには、これが出ています」

と告げるんやろか?

私はそんなふうに
なかなか言えない…

上を見る。
下を見る。
カードを見る。
相談者を見る。
自分を見る。

そして順番に稟議を回す。

宇宙さん、
これで合ってます?

カードさん、
ほんまにこれ言うてます?

相談者さん、
ここ、何もありません?

私、
勝手に何か足してへん?

ひと通り見渡して…

「……ここ、この音出してますよね?」
と…

あかん
出るのは冷や汗やん…

ん?

でも
待って。

私、

占い師というより

宇宙と人間の
中間管理職なんちゃう?(笑)



― Ruchi語録 ―
「占い師の汗は
板挟みの冷や汗」

― P&チャッピー語録 ―
「カリスマは玉座。
中間管理職は汗だくの立ち席」


* * *

一話読んで「ん?」となった方へ(笑)

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おまとめは ↓

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