娘がテレビを見ていたので、横で何となく眺めていた。
クイズ形式の動物番組をやっていた。

その中で、動物園の象を他の象が訪問する企画をやっていた。
市原ぞうの国のぞうが別の動物園の象を訪問していた。

象は群れで暮らす動物・・・
でも、今の動物園の象の置かれた状況は、たいてい1頭ずつ飼われている。
きっと経費や場所の問題なんだろうけど、それは象にとって過酷な状況かもしれない。

象が見知らぬ象に出会って、最初は興奮して落ち着かないけれど、徐々に変わっていく様が映っていた。
小さい子象も出ていた。
いつも神経質だった子象が、その象の訪問で少しずつ落ち着きを取り戻し、横になってぐっすり眠ることがなかったのに、ぐっすり寝ていた。最後は大きな象に、自分の食べるえさを鼻でもって行き、受け取った大きな象はそれを美味しそうに食べていた。

やっぱり感動的だった。
そして、周りの人の顔も感動的だった。
好きなことを一生懸命している人の顔は輝いている。

ずいぶん依然だったけど、動物園でお勤めを終えた象を自然の中へ帰してやりたいと、そんな活動をしている人をテレビで見たことがあった。今日テレビに映っていた人たちがその人たちだった。

がんばっているんだなぁ。
こんな風にがんばっている人はとても好きだ。

今は経済性や楽さ、リッチさ、そんなものばかり強調されて、お金も入ってこないのに一生懸命やっている人はあまり高く評価されない時代だけど、人は結局どんなに色んなものを持ったとしても、死ぬときには自分の体でさえも持って行くことはできない。

だったら何の豊かさなのか、と思ってしまう。

時代は少しずつ、自分の好きなことをするってことを受け入れ始めたけれど、まだまだ自分の好きなことをする人の評価は低い。でも、やっぱり私は死ぬときに、この人生良かったな、と思って死にたいので、お金がなくても自分の好きなことをしていきたい。

だから、こんな風に自分の夢を追いかけている人たちはとても好きだ。

動物園でお勤めを終えた象たちの最後を幸せに送らせてやりたい。
そんな夢を追いかけていけるなんて、何て贅沢なことだろう。
何て豊かなことだろう。

私は子供の頃、動物と話が出来るという「ドリトル先生」シリーズが愛読書で、ドリトル先生に憧れて、獣医になりたかったので、その気持ちはほんとによく分かる。(少し大きくなって獣医も医者の資格が必要で、医者になるということはお金と頭がいるということが分かり断念したが、それに動物の解剖なんてできそうもなかったし・・・(笑))

だから、動物園で孤独に暮らしている象たちにエールを、
そして、そんな象たちに愛を贈っている人たちにエールを、

そして、自分の夢に賭けているすべての人たちにエールを送りたい♪