皆様、大変ご無沙汰しております。
最近はめったにこの世界に戻って来れないので、もう足を洗おうかと思っているのですが、
ふと思ったことを書かせて下さい。
ひでっち先生が
という記事の中で、
「アンシェヌマンのパの終わりは次のパの始まり」という趣旨のお話をされていました。
(またもや勝手にリンクして申し訳ありません)
そこで思い出したのは、ピルエットの終了の形。
よくあるアンシェヌマンではピルエットは4番ポジションで終わりますよね?
でもね、以前もどこかに書きましたが、私の感覚ではピルエットの終わりはルルベしたルティレ(パッセ・ルルベ?あるいはルティレ・ポアント?)
なのですよ。
だから、そこから4番に降りたり5番に降りたりが自由に出来るんです。アラベスク・プリエになったりもするでしょ?
最初から4番に降りると身体が覚えてしまうと、軸がしっかり立ててなくても回ってしまうの。力技でぶっとんだダブルターンをしても4番なら着地出来ますからね。
だから、ちゃんと軸の立ったピルエットを身につけたいと思ったら、最後は5番ポジションに降りる練習をしてみて下さい。それも真上から動足を差し込んで閉じる5番という感覚で。
ポアントを履いていても同じです。
シングルでもダブルでも5番ポジションに降りる。
基礎なんですが、以外とこれをしっかり練習させてくれる先生って少ないです。
私の師匠は5番ポジションから始めて5番ポジションに降りるピルエットをよく練習させて下さいました。ダブルでもね。
右回転の開始を左足前の5番ポジションから開始するのもいいです。軸の意識が出来るから。
良かったら試してみて下さいね。
ではまたいつか!
皆さん、レッスンを心から楽しんで下さいねー。
(私も早く復活したい)