シビアなり
3月は、勤務地が変わるお客さんやなんやで、お別れの時期でした。
ですが、お別れはお客さんだけじゃなく、女の子もです。
新社会人になったり、帰郷したり、で、お店から去るキャバ嬢も結構いるのです。
お店を辞めるとなると、最終出勤日には、今までお世話になった常連さんたちがいらっしゃいます。
最後のお別れですね。
なので、そういった日は、辞める女の子のヘルプとして、頑張ることも多々あるわけです。最後だし、出来るだけ長くお店にいてもらうよう、ヘルプ根性を見せるか!と意気込んでいたところ、黒服が一言
「あの子もう辞めるから、ヘルプで付くお客さんに営業してね」
そりゃないでしょ。
てか、私、そんなに根性汚くないです。。。
・・・自分も辞めるとき、裏ではこう言われるのかな。ムキー!
胸。
うちのキャバクラは、ドレスが基本。
なので、私も含め、嬢たちは肩が出て、胸の大きく開いたドレスを
着用しております。
キャバクラはセクシーのみを売り物にしているわけではありませんが、
見えれば見ちゃうのが、男の性ってやつなんですか?
やはり、胸の話をされます。
基本は 「何カップ~?サイズいくつ~?」なんですが、
別に隠すこともないので、本当のところをお伝えすると、
次の反応をいただくのが常です。
「へぇ~、おっきくていいね~、えへへ」
(※読者註:えーと、格別大きいわけではないので、
期待なさらないように。がっかりしますよ。)
お客さんの話に戻りますが、
やっぱり、毎回この反応をされるのはともかく、胸から視線をはずさない方や、さらには実力行使に出る方が続出するわけです。
とはいえ、胸元が見えるドレスが悪い!と言われてしまえばそこまで。
なので、自己防衛の一環として、普段はストールをするわけです。
まぁ、肩出してると、寒いのもあるけど。
すると、今度は、こう言われます。
「ルカちゃん、胸に自信がないんでしょ?」
カチンときますよね。
「ある」と言われても、嫌。(視姦されて、ろくな話ができなくなるからね)
「ない」と言われると、自尊心に触れる。
男性諸君、
乙女心は、難しいのですよ。
↓で、ガラにもなくしおらしいことを書いてみたので、当分そういうのは
お休みですよ。書ける範囲で、またバッサリ斬っていきますね。
うーふーふー。
後ろから、頭を殴られた。 様な気分
先日、coupe-sakuraさんとこでコメントのやりとりをしていたところ、
sakuraさんよりこういうコメントをいただきました。
「たまに思うのですが、
『お店は特別な場所。
貴女は特別な人、普通の世の中では
出会うことすら出来ない存在の人。
現実の世界に来ないで下さい。』
なんて思ってしまうんですよね。」
・・・このコメントに、ものすごくハっとさせられました。
私が水商売を始めるまで、まさにこう思っていたからです。
「水商売は、夢を売る仕事。お店は、現実を忘れる場所」 と。
だからこそ、こういうお店の料金は高く、そして、普通の世界では
出会うことすら出来ない、美しい女性たちがいる場所なのだと。
そして、見た目の部分でも質の部分でも、場違いな自分が、
水商売という世界に足を踏み入れるからには、それなりの覚悟と気合が必要だったはず。
ところが、土地柄か店のカラーか、思った以上に働きやすく、
何より「水商売」は、想像以上にレベルが庶民的だった。
私は、それに甘んじてしまっていました。
立ち止まってみると、私は「お客さんが現実を忘れるような」仕事が
できているだろうか?・・・できていない。
これが「普通」じゃ、ダメなのだ。「話し相手の女の子がいる飲み屋」で、
あってはならない。
今の「ぬるい状況」を、基準にしては、いけなかったはず。
何か、間違えてしまっていたことに、気付かされたコメントでした。
「ま、そんなこと言ってたら、ブログ書けない。」とも、気付いたり。
失礼な、お客さま
有象無象の魑魅魍魎色々なお客様が訪れる、キャバクラですが、
先日いらしたお客さまの話でもしましょうか。
ダンディー目の上司と、落ち着きの無い部下のふたり連れ。
年齢は上司が30代半ば、部下が20代後半~30代始めでしょうか?
テーブルを挟んで、2対2の席になっていて、私は部下の方に
着けられました。
テーブルに着くなり、部下が
「この人、俺の尊敬する上司だから、もてなしてね!」
とのこと。
別によくあることなので、「あ~、はいはい」と思いながら上司と
軽いやりとりをしていたら、
「ねぇ、ちょっと、俺の大事な先輩を楽しませてる?」と、部下。
何を言うか?!まさに今、先輩(=上司)と話してるんですけど・・・。
とはいえ、一応、私の担当は部下の方なので、ある程度上司と話した後、部下とワイワイやっていたら、急に部下が
「きみさ、先輩の横に座って。」
「あー、上司を、女の子で挟むのか?気を利かしてるのね」と
思いながら、私は上司の横の席へ。
3対1のポジションで会話を再開しようとすると、今度は
「あ、君は隣に座って」
と、上司についていた女の子を自分の隣に移動。
えーっと、たった今、上司と女の子は、お話中だったような・・・
それでもお客さまの指示です。従います。女の子は部下の隣へ。
「先輩に気を使ってる素振りしながら、こいつ(部下)、
なんだかふてぶてしいなぁ・・・
まぁ、この子と話したかったのかもしれないし」
と感じながらも、どちらかというと年上が得意な私は、それも善し、ということで上司と会話を。
で、これ以上席替えはないだろうから、上司にメアド付きの名刺を渡し、
会話を弾ませていると、またもや部下が
「ちょっと、ちゃんと名刺渡したの?アドレスと携帯番号と、
住所と、本名をフルネームで書くんだよ!」
えーと、住所・・・ネタですか?
さすがに私も困っていたら、上司が「もう、もらったから」と助け舟。
素敵です。キャ!
これ以上邪魔しないでね。という気分で、会話を再開しようとしたら、
「ねぇ、ねぇ、ねぇ、俺には名刺くれないの??」と部下。
・・・もう上司に固定している私に、そんなこと言うのか?
けれど、渡さないと面倒そうなのが目に見えたので、裏面には何も書いていない名刺を渡したところ、
「これ、なんにも書いてないじゃん!アドレスと電話と住所と
フルネームと出身校書いてよ!!」
何故に、出身校?!
それはともかく。
さんざん上司をもてなせ、というわりに、あまりにも自己中なのでは。2人共に連絡先教えるなんて、失礼にもほどがあるし、上司も微妙ってこと、分からないかなぁ?てか、
支払いは、上司でしょ?
自分だけ、楽しみすぎ。
あなたは、生涯、上に取り入ることができないと見た。
tialence ティアレンス
大好きな、ジェマ・ワードが
初TVCM出演!ということで
マイブーム到来の「tialence」
です。
アイスクリームかと思いきや、
ヨーグルトでした。
「今までにない!」
と、非常に大々的な広告を打っていたのですが、
・・・プチダノンと似ている気が。
コンビニで売ってます。
今なら、レジで付けてくれる、プラスチックのスプーンが
ティアレンスオリジナルで、可愛いです。