懐メロ（灰田勝彦編）

灰田勝彦（１９１１～１９８２）

日本の歌謡曲に都会の香りを運んだ人
日本に初めて「ハワイアン」を持ち込んだ人
ハワイ生まれのウクレレ奏者

一番好きな曲は前の日記に載せた「東京の屋根の下」ですが
他にもたくさんイイ曲があります

マッシュ

てっぺんが伸びて来たのでカラーしに美容院に行ったら

なんかどこか変えたくなって

ヘアカタログを見せてもらってたら

「ふーん。ボブとか重めヘヤーも定着して可愛くなってるなぁ。。」

ゆるふわエアリーパーマとか巻き髪派のモテ髪と２分してる感じ

ここ１、２年は６０年代風のファッションが出てたけど

あくまでテイストを取り入れた「今年風」なのがちょっと違うので手を出さなかった

（サイケプリントにひらひら付けたのとかね）

ファッションとヘアメイクはリンクして流行を作ってるんで

ヘアも同じくでした。。

身も心も６０年代スタイルなので

服装はもちろんのこと

聴く音楽のほとんどはどんどん古くなってるし

月刊ファッション雑誌も見るとこがないので見ないで古本集めてるし

インテリアも極めて行きたい最中です

ヘアスタイルはとにかく重めで前髪は眉毛の上

じゃないと服に合わないというか自分でタイプじゃない

前髪が伸びてくると、わたしの場合同じワンピを着てても

コンサバちっくになって、自分的に好きじゃない
そのほうがオトコにはモテるんやけどね

ええねん

自分で好きな感じのわたしで居てそのまま好きな人がエエなぁ

ところが知ってるねん

ホンマのところはオトコはコンサバが好きなんよねー

それが似合ってたとしても

むしろそういうのが似合うオンナは

人間中身やと思ってはいても

視覚的には直接的な自分のモノ的なのとは違う感覚をいだいてしまう

わたしの趣味やから「それが好きならいいんじゃないの？」っていうのが

折り合いつけたホンネやと思う。

そういうわたしもオトコはスカッとしてたらＯＫ

「オレお洒落やろ？」みたいなのより

普通っぽいほうが好きだったりする

ユニクロの店員みたいな感じで全然イイ

良いけどどこか「コレが好き」みたいなのが解れば良いかな

って難しいよね

というわけで

ヘアカタログを見てて、

モテ髪の”顔の横でスゥイングしてるパーマにしたろかな”

”お色気路線おもろいかもな！そっちの客が増えるかも知れんな”と

一瞬そっちに気が行きそうになったのは誰にも言いませんが

スグに”やっぱり後悔するやろうなぁ”と切り返して見てると

前髪がカワイイマッシュルームカットがありました！

いつもはパツンとしてたのを

ラウンドさせただけですがちょっと気に入ってます

スキンケア

「化粧品何使ってるん？」って話によくなりますよね

あと、「服どこで買ってるん？」とか

基礎化粧品はずっと資生堂です

スキンケアブランドはリニューアルし続けてるけど

「プルミエ」の頃からです（知ってる人居るかな？）

全部同じブランドのラインナップで揃えて使うのが好き

そのほうが効能が同じなので浸透しそうな気がします

おととしにポイントギフト欲しさとボトルの可愛さで

全部「マリークワント」に切り替えて浮気しましたが

去年は欲しいギフトが無かったのと

使い慣れてるのがやっぱり落ち着くなーと

今はスキンケアからファンデまでは「クレ・ド・ポー ボーテ」です

洗顔だけは「エリクシール」の泡ムースタイプのを使ってます

良いのを使ってもちゃんと時間かけて泡立てないと意味が無いので

最初から細かい泡になってるタイプのが

めんどくさがりには合ってます

あと、このスペシャルクリームは

毎日使うのは勿体ない程高いので

特別な時にしか使いません（使えません）

よっぽど寝不足で顔色が悪い時とか

ライブの前日の気合入れ！とか

パックとかマッサージクリームの類も買ってみたりするけど

続かないんですよね

冬なんか寒いしお風呂で温まっても

早く暖房の部屋に行きたいと思ってもう忘れてるし

下地～コンシーラー～ファンデはお薦めです

特に乾燥肌の人はノリの良さに感動しますよ～

まぁ、年を重ねるごとにナチュラルに老けていくのは

人間なんでしょーがないですし

わたしなんてへヴィスモーカーやし酒飲みやし宵っ張りやし

食生活もええ加減で食べたり食べんかったりなクセに

化粧品が何がエエとか矛盾してますがね

カラダに悪いものとキレイになれそうなもの両方好きなので

イタチごっこで耐えて行きましょう

胸の振子

こないだ書いたおとうさんが、わたしの懐メロ好きになったきっかけの方なんですが
もうひとり７０代にして未だ現役税理士の先生も常連さんのひとりで
お仕事の接待とかではやはり北新地に行かれるそうですが
何故かウチのお店が大好きらしくてやけに気に入って来てくださいます。

まぁーさすがに見事に上からの物言いで
わたしのことを
「おまえはサイコーだ！このタコオンナっ」
て、ニコニコと褒めてるンか罵倒してんのか解らん大声で言うんです。
「タコ」なんて言葉！使う人おるん？？！！
って最初は笑けました
そんな言葉づかいに周りの人はビックリしてたり
ヤな顔をする人も居るんですが
せやけどわたしにはめちゃくちゃ愛があるのが解るので
「まいどおいど～！」って来はったら嬉しいんです
すんごい楽しんではるもん。

自分にはお仕事があって
何十人もの社員とその家族を食わしてやらなあかんプレッシャーに
打ち勝ち続けてる自信と余裕と
おちゃめでどこか憎めない独特のキャラがわたしは大好きです☆
お客さんが居る前では
「おまえはなんでこんなとこで老人介護なんかしてるんだ？ヘンなヤツだ！！」
なんて言ってみんなを笑わしてるんですが
こっそり
「いつもありがとうね。おまえは年寄りを大事にする。アタマのイイ子だ。」
って言ってくれます。
そしてわたしが
「こちらこそいつもありがとうございます！先生はおもしろいっ！また明日も楽しく唄いましょーね～♪」
と言うと
今度は照れくさそうに
「バカ！忙しいのに来れるかっ、気持ち悪いオンナだ！こんなウ〇コみたいな店２度と来るか！」
捨てゼリフを吐いて帰る丸い後姿を見送りながらマンガや～
で、またやっぱり次の日も
「ハウドゥユドゥー♪」言うて勢いよくドア開けて来はります

いつも少し酔っ払ってくると言う言葉が
「ルビちゃん！人生はオンナと酒とミュウジックだよ」
”みゅうじっくてーーー”吹き出しそうになりましたが
「ほーっせんせーわたしもそうやわおんなじやわ～」
「そうかい！そうだろ！おまえはイイ子だ！
だけど、オトコは金だぞ！金も稼がず何を言ってもダメだ！
しょーもないオトコに絶対引っ掛かるんじゃないぞ」

お歌もセンスが良くてオシャレで独特のパフォーマンスしはります
ハワイアンとか洋楽も唄うしステキなんですが、わたしが特に好きな曲です

胸の振子/霧島昇

リンゴの木の下で/ディックミネ

東京の屋根の下/灰田勝彦

日本の歌

唄う事が大好きで
バンドとは別にカラオケ愛好家なので
好きが昂じて「カラオケ喫茶の女給」（職業を聞かれたらこう名乗ってます
祝日は割烹着＆日本手拭いを好んで纏うてます）になっとりますが
仕事なのでカラオケだけじゃなく、お客さんとの絡みが重要なんですけど
わたしはお昼の部なので
平日なんかは年金暮らしの方（６０代以上）が多いんですね

入って知ったのが、若い子がＪ－ＰＯＰの新曲を挙って唄うのと同じで
６０代のカラオケ愛好家の殆どは最新の演歌を追っかけてて
演歌ヒットチャート上位の曲は毎日誰かがそれ唄うみたいな
自分では聴かないし唄わないので
最初は歌手と曲の漢字のあて字が多いのが読めなかったり。。
毎日聴いてるうちに「あーコレ流行ってるのねー」って
覚えてくるからサビとかは一緒に唄えたりして仕事には差し支えないんやけども
あのリズムパターンや
酒をあおってとか不倫とか未練とか恨みツラミの歌詞が
わたしの中には全く入って来ないからさっぱり覚えられなくて自分で唄うに至らない

でもね、お客さんが唄ってるのはイインデスヨ！
趣味嗜好はぞれぞれで好きな歌を唄うのが一番いいし
好きな歌を唄ってる楽しそうな顔見るのが好きですから


７０代以上の方も大半は最新演歌チャンネルなんですが
そんな中に懐メロ愛好家の方々がいらっしゃって
３年前に入った頃、このジャンルも同じように有名なの以外は知らん曲ばっかりでしたが
上海帰りのりルとか街のサンドイッチマンとか東京ブギウギとか・・・
こっちのほうは毎日聴いてるうちに
「アレ？ええ歌やなぁ。。曲がオシャレやないのー！歌詞も言葉がキレイ！んーなんていうか清潔やわ」
ってグングン入って来てハマってしまいました。
またそれを唄うおじいちゃんたちがみんなサマになっててカッコイイの

その数年前から「昭和４０年代」にハマってて、歌謡曲バンド「ルビレボ」をやり出してたんで
聴く曲がどんどん古く遡ってはいたんですが、更に新境地でした
７０代前半の方が何人かいらっしゃって、それぞれ個性豊かに懐メロを唄ってくれます
鶴田浩二の人、フランク永井の人、ディックミネ、灰田勝彦の人、藤山一郎、東海林太郎の人
毎日いろんな歌を聴けるのが楽しみで、中でも「懐メロ大辞典」みたいなおじいちゃんが居て
この方は２００曲以上の歌詞と年表がアタマに入ってるんです！
もうお年であんまり声が出ないんやけど
ピッチが正確でリズムジャストで唄いはるから聴いてて覚えられます。
たくさんレパがあるのに、まだそれ以外で唄いたいのがカラオケに入って無いのもあるらしくて
毎月デンモクチェックしてはります
新曲が増えるだけじゃなくて、徐々に昔の曲も増えて行ってますからね

「今のイイ曲ですね！」と言うと
わたしが覚えるまで毎回１曲目はそれを唄ってくれて
覚えたら次の曲を指定してって、それがずーっと続いてます
デュエットも昔の曲がイイですね☆たくさん教えてもらいました。

歌本をたくさん持ってて次から次に貸してくださるのでちゃんと覚えて唄いたいなと
戦前戦後の曲のＣＤも最近は増えてるので
レンタルして来ていっぱいi-tunesに入ってます
たまに早い時間に空いてたら唄って聴いてもらって
「聴いてて気持ちが良かったヨ！」などと言ってくださると嬉しいデス
褒められたらどこまでも調子に乗って頑張る子デス





デュエットで好きな歌はコレです
イントロがカッコエエ

なつかしの歌声/藤山一郎＆二葉あき子