今日、水曜日はお仕事のない日で、ふた駅隣の駅ビルにある
キネマ旬報シアターに映画を観に行ってきました。
実は、8日のイタリア語レッスンの時に、先生といろんなお話を
しているなかで、ミニシアターで上映している映画のことで盛り
上がってしまって、先生とお約束して、ご一緒させていただきま
した。
『女性の休日』と『プラハの春』のどちらにしようかってことに
なって、上映終了日が間近いこともあって『女性の休日』を観る
ことになりました。
『女性の休日』は、2024年のアイスランドとアメリカの共同制作
映画で、いま最もジェンダー平等が進んでいる国、アイスランド
で、そのきっかけとなったムーブメントの一日を振り返るドキュ
メンタリー映画です。
1975年10月24日アイスランドの全女性の90%が職場や家庭で
の一切の仕事や家事を放棄して、結果、国として、また、家庭内
で、機能不全に陥り、女性がいないと社会が回っていかないこと
を証明した、世界に衝撃を与えた、「運命の一日」です。
予告編をどうぞ。
50年前のインターネットもスマフォもない時代に、女性たちが声を
上げて、その日に一斉に休日(実質はストライキなんだけど、
その言葉ではなく、DAY OFF)を呼びかけ、9割におよぶ女性たち
が呼応して、映画のなかでも観られるように満面の笑みを浮かべな
がら集まる、ってすごい!とにかくすごい、の一語に尽きると思い
ます。
日本では、50年前はもちろんのこと、今の時代でもあり得ない
ことじゃないかかと、、、、、、。
この運動の中で歌われる曲、「進め、女性たち」のワンフレーズ、
「やるの?できるの?必ずやる!これこそが私の求める世界」
がいまでもこのムーブメントのスローガンになっているそうです。
その後、男女同一賃金や労働条件や子育て環境の改善、性暴力の
撲滅などへの動きが進んでいます。
もちろん、アイスランドでは同性婚は完全合法化されていて、異性
間の結婚と全く同じ権利が保障されています。
2010年に首相だったヨハンナ・シグルザルドッティル氏は同性婚を
公表した世界初の国家元首だったそうです。
2025年世界経済フォーラム発表のジェンダーギャップ指数ではアイ
スランドは16年連続1位、日本は、といえば、118位です。
声を上げることが大事、それはわかっているけど、その声を受け止
めて、汲みとって、社会全体で取り込んでいこうとするムーブメント
が、この国には、いまどれほどあるのかなぁ、、、、。