高市早苗氏が、日本の第104代総理大臣になった。

 

女性初の総理大臣ということで、祝福する声が大きな中で、わたし

は日本の一層の保守化、さらには右傾化が心配、、、、。

 

もともと、高市氏は自民党の中でも右色の強い人で知られていて、

わたしは、女性が総理大臣になることに反対であるわけではないし

女性として、初めて総理大臣に登りつめ、日本のために働きたいと

いうことに対しては、敬意を表したいけど、どうもこれまでに自民

党と公明党の連立政権の枠組みの中でも、ようやく、どうにかこう

にか前を向いてあゆみ始めることができそうかなぁって、

思ってたことが、逆に後戻りしそうな感じがして、心配、、、、。

 

総理になってすぐの、靖国神社の秋季例大祭への参拝のことだって、

いままでずっと折りにつけ戦没者への慰霊の気持ちを込めて参拝する

と言っていて、閣僚になっていた時も参拝していたのに、今回総理に

なった途端に、参拝をお控えになったけど、「自民党総裁」として

玉串料をお納めになった。

過去に、日本の侵した太平洋戦争を、「自存自衛の戦争」と位置付けた

り、さらに、「教育勅語」の廃止により日本のよき精神文化が衰退して

きたとか、選択制夫婦別姓制度に対しては、「伝統的家族観」を理由に

後ろ向きだし、さらに、「同性婚」についても、「現段階において賛同

する立場ではない」ときっぱりと言っている。

 

外交とか経済とかについては、どのくらいの力量を示して頂けるのか

わからない、未知の領域だし、この様子では、過去に何回か提出され、

その都度、断念されたりや廃案になってしまった「夫婦別姓についての

導入法案」やそれらにかかわる「民法の改正案」など、もうそんな話も

出て来そうにない予感、、、、、、がする。

 

せめて、高市新総理大臣が選ぶ新しい閣僚たちがどんな顔ぶれになるの

かが楽しみだけど、いまの後方支援する古き自民党の顔ぶれを見ている

限りはそれもどうかなぁ、、、って感じだし、、、、。

 

どうか、この国をよくするというご自身の信念のもとに、国民目線で、

国民のために働いてくれる内閣でありますように、、、。

 

これから歩む道は、、、、、。