また、今日も雨模様、、、。

お天気が悪いと、こころも落ち着かない、ざわつく。

 

ここ数日、ブログも書けない、書かない、書くのも面倒!

 

でも、ここのところのしばらくの間、考えていたわたしの心模様をひとつ

の区切りとして書くことにした。

 

しばらく前に、

つれあいとやはり離婚の話をしたくって、電話したら、、、出ない!

 

最近そうなんだ、おうちにいるはずであろう時間を見計らって電話しても

出てもらえない。

あとで、本人曰く、「ごめん。バイブにしてて気づかなかった」って。

そっかぁ、まぁ、それはそういうことあるかもしれない、わたしもそんな

ときあるから。

かといって、LINEしてもすぐ既読にはならないし、返信もすぐにくること

はないし、既読スルーのことも多い。

しばらくして返信があればいい方で、下手したら5~6時間ほったらか

し、、、。

 

LINEで、

「話したいことあるから、電話できますか」

って送ってみたら、やっと電話が来た。

 

つれあいが、

「話ってなに?」

っていったので、

「もう、お互いにこんな様子で、ここ2~3か月も連絡もないし、お互い

 をいまどうしているのかとか気遣うこともないでしょう?だったら、

 もうおなじ籍でいることないんじゃない?やはり離婚して欲しいんだけど」

って話したら、

「また、その話!今までさんざん勝手なことされて、大切なことは事後報告

 で、でもその都度あなたのやりたいことを認めて、許してきたでしょ。

 だけど、最後の離婚だけは、絶対に許さないし、しないっていってあるで

 しょ!

 もうこの年なんだから、一つくらいは我慢しなさいよ!

 離婚は、わたしたち二人だけの問題じゃないし、あなたの老後や死後に

 面倒見るのは誰なのか、とか考えたことあるの。

 籍を抜いて、あなた一人になって死んだら、無縁仏になるんだよ」

っていわれたので、わたしは、

「たしかに結婚後48年間、辛い思いをさせてきたし、いろいろ勝手、わが

 ままを通してきたことは、申し訳ないと思っているけど、でもその都度、

 最終的に決める前には了解を求めていたつもりだけど、、、。

 いつまで生きられるか分からない今だから、かえって、離婚してわたし

 の最後の望みに向かって進んでみたい。 それには、『婚姻していないこと』

 がいろいろなかたちで要件として出てくるので、、、、。

 また、いまは、孤独死の場合、役所は戸籍をたどって、関係者に連絡を取

 るらしいけど、その時に関係ないと言われたら、どうしようもないけど」

 

と、一方的に捲し立てたら、つれあいから、

「そんな、できるかできないかわからない事のために離婚なんて絶対にしな

 い。いま、もうこの話はもうやめてほしい。頭がおかしくなりそう、気分が

 悪くなってきた。とにかく、これ以上は勝手なことはさせないし、離婚はし

 ない、意地でも!」

って言われた。

 

こうなってくると、つれあいとは、もうこれ以上は話しできない状態なので、

「いずれまた、息子夫婦たちも交えて話したい」

と言ったら、

「息子にも話しておく」

と言われたけど、その後連絡はなかった。

 

実は、離婚の話については、一度、近くの法律事務所の、無料法律相談でお話

を聞いたことあったんだけど、法律事務所の先生からは、

「お話は分かりました。ただ、今までのお話では、あなたの一方的な希望に

 沿った形で離婚を求めていて、奥様が拒絶されているようなので、もう少し

 奥様に寄り添った形でお話を進めていくような配慮が必要じゃないかと思い

 ます」

って、言われて、相談者はわたしなのに、わたしの立場で相談にのってくれる

んじゃないのかって思った。まあ、無料相談だから、こんなものかと、、。

 

つれあいとの話から、2週間位経って、そのあいだ、わたしの気持ちは揺れ動い

て、わたしは、いまどう生きたらいいのか、、、、、、、、と

思いながら、

このことで、もう一度、つれあいに連絡しようと思った気持ちもふらついて連絡

しないまま時間が流れていた。

 

確かに戸籍上の性別が「女」になることは、手術をしないままでのわたしの最終

目的、、、、、、と考えていた自分ではあったけど、わたしのジェンダーのことで、

「頭では理解できるけど、生理的に受け入れられない」と言い放っていたつれあ

いが、どのような流れであったにしろ戸籍の名前の変更までは認めてくれた以上、

さらにつれあいにイヤな、辛い気持ちをさせて、追い詰め、家裁の調停協議の場

へまで引きずり出してしまわなければいけないのか。

そこまでしなくても、名前を変えることができたわたしは、わたしとしていまを

生きていて、これから先も生きていくことができるんじゃないか、十分に足りて

いるのではないか。

 

もうここまでで、離婚の話はストップして、戸籍謄本や、役所からの通知や病院の

カルテ上の、性別欄には目をつむっていることはできないのか、精神的にその度量

はないのかって、、、、、、、

いや、もうそうすべきじゃないのかって。

 

この先、お互いに何が起きるかわからないし、いまさらに事を荒立てて、イヤな

思いを爆発させて、結果、手術をしないままのわたしで、求めていることが得られ

なかったら、、、、、、。

 

 

どうするの??

 

 

と、ここまでで書いてたら、突然スマフォに電話が、、、。(二日ほど前の話)

 

つれあいからだ、珍しい、なんだ?どうしたんだろう?まさか、この前の話の続きか、

って思って出たら、なんのことはない、わたしの会社宛の書類がいくつか届いてる

ので、とうしましょう?ということだったので、中身を聞いて処分してもらうことに

した。

で話が、、終わりそうだったので、わたしから、それで?おしまい?何かほかに用事は

ないのって、振ったら、

「あーっ、寒くなってきたから気をつけてね、、かぜとか、インフルとか流行ってきて

 るから、、、。」

って言われて、あーっ、おーっ、そんな気を使ってもらえるんだって、思って、、、、、。

 

この際だから、、この前から考えていたこと、今の気持ちを伝えておかなくっちゃ、

わだかまりを抱えたままになっちゃうし、いつまでも引きずったままじゃなくて、

ここで、もうはっきりさせておいた方がいいって思って、つれあいに、

「あのさぁ、この前話した離婚のことは、忘れてほしい、これ以上お互いに嫌な気持

 ちを抱えたままは良くないと思うし、、わたしも色々考えてこれ以上求めることは

 もうしません!」

って言ってしまった!

 

これから、いくつまでの人生なのかわからないけど、波風を立てず、

わたしは、わたしとしていまのままで、ひとり、このように生きること、

が、つれあいとわたしの『夫』としての関係の折り合いのつけどころなのだろう、、、、

きっと。

 

これで、良かったのか、

「もうこの話はしないで欲しい」

って言った、つれあいの声が、気のせいか明るくなってた、、、ような気がした、、、。

 

 

 

松山千春の『銀の雨』。

おんなの気持ちを歌う松山千春、いいよねぇ、声も甘いし、、、。

 

 

 

 

「いいのよ、あなたについてきたのはみんなわたしのわがままだから、、、、

 あなたの夢がかなうように、祈るこころに銀の雨が降る、、、。」

 

って、わたしはつれあいのそういうやさしい「わがまま」に甘えてきてし

まっていたのだ。

 

もう、これ以上わたしのために祈らないで!

辛かったね。ごめんね、ありがとう、、、、。