去年3月のつれあいとの話し合いの記事、

 

 

 

そして去年5月11日の記事、

 

 

の後、実際におうちを出て別居を始める日に、

 

つれあいに、書いておいて行こうかといったけど、、

結局、「いまはいらない」と言われて、わたしの名前を書いて

渡せなかった、「離婚届」。

 

 

 

最近、性別の変更や同性婚が認められないというようなことを

いろいろ考えてて、ふと、去年実家の近くの市役所の近隣センター

にいってもらってきておいた「離婚届」を思い出しちゃいました。

 

いま、しみじみとこの紙切れを見つめながら、

そうか、わたしの名前はもう戸籍上女性名に変わっているのに、

「夫」欄に書くんだなぁ、、、

 

とか、

 

こんな紙っ切れ一枚で、いろんなことが変わったり、いろんな

ことができたりするんだなぁ、、、、、。

 

とか思っています。

 

戸籍の性別の変更を家庭裁判所に出すにあたっても、婚姻して

いないことが条件だし、、、、、

 

 

あーっ、どうしてわたし、トランスジェンダー、なんだろう、、、、。

 

いろんな人に迷惑をかけず、こころ穏やかに生きてきたかった。

 

 

 

 

 

ZARD の 『Forever you』 。

 

これは2022年に公開された映画『プリンス・ダイアナ』とスペシャル

コラボした MV  の動画です。

 

聴いてください。

 

 

 

 

今日の晩ご飯は、イタリアンにしました。

 

セコンド  ピアットは、前から作ってみたかった、コトレッタ アッラ ミラネーゼ!

(ミラノ風カツレツ)今日は鶏肉で作ってみました。

鶏肉を、オリーブオイルの瓶でバンバンたたいてやりました。

 

 

見た目は、まあまあでしょうか?

 

あー、でも、でも、レモンがない!

まぁ、いいかぁ、、、

 

 

イタリアのミラノに前の会社で駐在していたころ、リストランテで、よく食べて

ました。ミラノでコトレッタって言ったら、必ずこれだったから。

 

 

そして、プリモピアットは、スパゲッティ・アーリオ・オーリオ・エ・ペペロン

チーノ。

わたし、大好きなんですよね。

 

 

 

 

実家にいた頃は、時々作ってましたけど、一人生活を始めてからは、初めてです。

 

イタリアのミラノのリストランテでは、スパゲッティ ボンゴレ べラーチ(あさり)

が大好きでした。ビアンコで!

絶対に、必ずと言っていいほど、砂抜きが完全でなかったり、殻のかけらが入って

いたりして、バキバキ言わせながら食べてた記憶があります。

 

イタリア料理、楽しいけど、まだまだ暑くって、もう大変でした。

 

でも、美味しく頂きましたよー!

 

 

最近、わたし住んでる市の LINE 登録していて、まぁ、防災から、健康

管理から、気象情報など、いろんな連絡がきて、すこしうざったく感じ

ていたんだけど、先日、近くにある○○学園女子大学公開講座

『トランプ大統領が撤廃を求めている DEI  って何だ?』の案内が来て

いて、面白そうだったから、今日行ってきました。

 

 

講座は2部制になっていて、お話の内容はこちら ↓ 

 

 

第一部の演題は、

『多様性に揺れるアメリカ~アファーマティブアクションからトランプの

反 DEI まで』

DEI は、

Diversity(多様性)、Equity(公平性)、Inclusion(包括性)の頭文字を

とったもので、違いのある多様な人を公正な土台を作って受け入れる社会

を目指すという考え方を示す言葉です。

アメリカでは、1961年のケネディ大統領が出した、

「雇用されている、または、雇用を求めているすべての資格のある人びと

 に、人権、信条、皮膚の色、または出身国にかかわりなく平等の機会を

 設け、保障することは合衆国政府の明白かつ肯定的責務」

という命令や、1964年の公民権法から始まった DEI の動きをさらにオバマ

大統領やバイデン大統領が推し進め、アファーマティブ・アクションという

「人種・民族マイノリティ、女性お呼びその他の歴史的に差別を受けてきた

集団について、その機械を増進するために行うあらゆる積極的努力」が、

広がってきていました。

 

が、トランプ大統領の第二次政権になってから、反 DEI 、アファーマティブ

アクションは逆差別だという白人社会からの動きの中で、政権として、DEI 

施策や活動の見直しを進めてきていて、大手企業もその方針に乗ってしまう

動きになっています。

 

倉林教授のお話では、ケネディ大統領から始まった DEI の動きは、政権が

民主党や共和党に変わるたびに進んだり、ブレーキがかかったりしていて、

今後の動きも予断を許さないというようなお話でした。

政権の変化で揺れる話題にはなってほしくないです。

 

わたしも、アメリカの DEI の動きについての政権ごとの対応や変化まで知らな

かったので、すっごく面白かったです。

 

で、第二部の演題は、

『イギリスのおけるトランスジェンダー問題とJ.K.ローリング』。

 

わたしは、J.K.ローリングという人が映画『ハリーポッター』(以下、ハリポタ

と略します)の作者だというくらいは知ってましたけど、実は映画は一切観た

ことがないんです。

この公演の講師菱田教授はハリポタについてはお詳しい人らしく、本も出され

ているそうです。

で、このお話は、J.K.ローリングが2020年の6月にあるツイッターにコメント

する形で、トランスジェンダー女性は、生物学的な身体特徴を持っていないが

ゆえに女性であるとはいえないと投稿急いたことが発端だそうです。

これに対して、ハリーを演じていたダニエル・ラドクリフが、

「トランスジェンダー女性は女性です。これに反するいかなる主張もトランス

 ジェンダーの人々のアイデンティティと尊厳を否定する」

と反論したそうです。

以降、菱田教授によるハリポタのそれぞれの映画の中におけるハーマイオニー

やロンの発言や役における考察が展開されました。

J.K.ローリングは、家庭で家事や育児に従事するのが女性で、身体的な特徴に

根差した存在でなくてはならないという考えのようです。

 

そのあと、イギリスやスコットランドでの女性の定義やトランス問題について

の話になり、2010年の英国の「平等法」やスコットランド議会の「2018年の

公的機関ジェンダー比率法」のお話がありました。

 

わたし、知らなかったんですけど、スコットランドでは「2004年性別認証法」

という法律に基づいて発行される「性別認定書」があるんですって。

 

ただ、これに対しては、女性団体から、女性は「生物学的女性」に限るべきと

いう提訴がされているそうです。

 

日本でも一時ありましたけど、公共トイレや更衣室、家庭内暴力避難所、病院

病棟、あと公衆浴場などの女性専用空間へのアクセスを男性身体を持つ人々が

強く主張するようになるのでは、という懸念や反論もあったそうです。

 

講義全体を聴いて、それは確かに「生物学」の話をされたら、わたしたちトラ

ンスジェンダー女性は、「(生物学的)女性」ではありません。いくら、性別適合

手術を受けたと言っても、「(生物学的)女性」にはなれません。

そこのところは重々認識して覚悟しています。受け止めるしかありません。

でも、女性として生きたい、女性と呼ばれたいと思っています。

こころは、気持ちの持ち様は、絶対的に女性です。

 

女性の空間へのアクセスの話が出るのは、そういったやましい、不純な下劣な

こころをもった男どもがいるから出る発想で、心療内科で「性同一性障害」(性別

違和)の診断を受け、性別適合手術の術前の人も、術後の人も、きちんと判断され

て行動されていると思います。

わたしたちは、決して「女性」の敵、脅威ではありません。

 

どうして、「男」、「女」の2極の話になってしまうんでしょうか?こういう時に、

「あーっ、こういう人もいるんだなぁ」

って受け止めてもらえないんでしょうか?

そう思うことも、甘えや意識過剰ってことなんでしょうか???

 

最後に、講義終了後の質疑応答で、「女性」の認定方法について、ある方から、

「子供の面倒を6時間見ていられる人を女性と認定したら、、」というお話がありま

した。

わたし、この人のお話を聞いて、もう単純に頭にきてしまって、いまだにこんな考え

の人がいるのか?この人この公演の一時間の間、何を聴いてたの?って、愕然として

しましました。

この人こそ、「女性は家庭内で家事や育児に専念する人」って考えで、いまや男性

だって育児、家事をする人がいる時代に、なにを昭和のおっさんしてるの、あなたは

育児や家事をしてこなかったから、そういう考えが出るんでしょうって、、、、。

 

もう、わたしいまだに、こころのざわつきが止まりません。

 

そんな様子で、この記事を書いたので、まとまりのない文章になってしまっていると

思います。乱筆乱文にて失礼しました。

 

また、わたしはトランスジェンダー女性の当事者なので、女性のお話ばかりになって

しまいましたが、トランジェンダー男性の方もいらっしゃいますので、トランスジェン

ダーとしてお考えいただければと思います。

 

最後に、わたし、女子大に入らせていただくの、今日で2校目なんです。

1校は、世田谷にある女子大で、森高千里のライブがよくあるので、何度かお邪魔し

ました。

女子大って綺麗なんですね、感動しました。(男どもがいないからでしょうか?また

わたしの男嫌いが始まっちゃってるーーー)

今日は、土曜日で女子大生の方はいらっしゃいませんでした。

残念!(何を期待してるの??)

 

最後に、校内の写真を一枚。