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*ルビーテッククリニック*院長のコラム

ルビーテッククリニック院長が様々な分野について綴ります。



それではこの問題についての解決策はあるのか?と云えば、ある程度の痛みを伴う方法しかないでしょう。

楽をして改善することはできません。

しかも一面的なものではなく、多面的に序々に進める必要があります。

まず第一に医師の意識改革が必要ではないでしょうか。

「医は仁術」はもう死語とも云えるでしょうが、現在では国民皆保健制度が当然とされ、すべての国民は貧富の別なく平等に医療の恩恵をうけています。(但し保健料の差はありますが。)

現在の制度は、大正時代に芽吹いた考え方によるものが根元にあり、保健制度のシステムが時代の変遷、進歩に対応したものとは云えなくなっているのです。

現在では、保健診療を担当する医師の価値はすべて平等とされています。

例えば、大学等で何十年も研究しすばらしい技術と充分な経験を持ったDrでも大学を卒業し国家試験に合格したばかりの医師でも診断や治療の料金(点数)が全く同じです。

これは一寸おかしいし医師に誇りを与えることにはなりません。つまりやる気をおこすことにはならないと思います。

自由経済の世で、繁栄に輝く他業種に比べその差があまりにも大きすぎるのです。

私が医者になりたての頃から保険点数の単価は1点が10円で、何十年も経ったのに現在でも同じ10円です。

点数を上げて調整していると云われますが、現実の物価とのギャップはどうにもなりません。

3時間待ち、3分とか5分とかの診療も数をこなす以外対応できない現実を直視すべきではないでしょうか?