前回の保険診療の点数に甲、乙を夫々の医療機関により選択する方法は、“一物二価”という考え方はおかしいなどという論理におされて、消えてしまった。
しかし、今検討されている専門医制度から点数を変更する方法には、反対する根拠がないので、比較的すんなりと、成立する公算が高いと思われる。
そこで、各学会が今までに全くバラバラの基準で決めていた専門医の水準を、統一しようという働きかけが厚生省、医師会、主要な学会の幹部の間で検討され始めているような動きが見え始めている。
官僚主導のやりかたは、〇〇検討委員会などというシステムを作らせて、自分たちの意見に賛成するメンバーを委員として選出させ、役所の持って行きたい原案を作成して、それに賛成して貰うという手段をとる。
いかにも、民主主義的に決まったように見せかけることが多い。これは中央でも、地方でも、行われているようだ。
日本の民主主義は、敗戦により与えられたものだから、自然に立ち上げられたものではないからであろうか?
其れであるからこそ、国民の目で自分たちの健康と命を守るため医療保険制度の改革に関心を持ち、しっかりと考えて注目していただきたいのです。