それからは、毎日朝早起きして山に登り、その様子がどの様に変わっていくのか見て歩くことを日課とした。
早起きするのは、学校の先生や同級生に顔を合わせたくないと思う気持ちが強かったからだ。
此のことは、自分の後々の人生にとって大変なプラスをもたらした。
それは、一つには早起きが習慣となり何時までも布団のなかでぐずぐずしているのが嫌いになり、目覚めるとパッと起きることが出来るようになったこと。
もう一つは、急な山の坂道を、小学生の頃から毎日続けて登り降りを繰り返したことにより脚力が強くなり、かけっこ、つまりランニングが得意となって自分に自信をつけ、このことから劣等感を捨て去ること
ができたからだ。
何か一つでも、他人に負けないことがあることは、自分に大きな力を与えてくれるものである。
この年代に体力と気力を養う事は非常に大切で重要だと思っている。