私の魚釣り史 その②
広い川岸には丸太を打ち込んだ杭で護岸がされていて、ここでは目立たない色のタモで木杭の間に潜んでいる手長エビをすくいとったりする子供達の漁場でしたが、所々に藻がかたまって杭にからんでいる所があり、この下に持参した大きなタモをそっと入れ一気に岸に引き上げてパッパッと水を切り藻をかき分けてピチピチはねている小エビを探し出し、小さいバケツに入れ釣り場へ持っていくわけです。
水を一杯含んだ川藻はすごく重くて子供には大変な力仕事でしたが、少し要領とかコツがわかると面白い遊びでもありました。
釣りの仕掛けは単純でテグスに適当なサイズの針をつけ、その上に小さい噛みつぶしの錘(おもり)をつけ、適当な深さで浮く浮子をつけて、餌のモエビをつけ、一寸竿を投げて川の流れのままにのせて流すだけの釣り方です。
向こう合わせで浮子がピクピクしてグッと水中に引き込まれたらサッと竿を上げるだけなので子供でも単純明快な釣りで、当たれば面白いように沢山釣れました。
モエビは針につける時は、その尻尾を前歯で噛み切って尾の方から差し込むように教わりましたが、この噛み切るときの少し塩気をおびたモエビの味が美味しくてこの文章を書いているうちに思い出してしまいました。
サンキュー![]()
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