こんにちは
ジュエリーデザイナーの奥野貴子です
日本時間の早朝エリザベス女王が亡くなられたというニュースが
驚きとともに世界中を駆け巡りました
威厳と気品、そしてチャーミングさを併せ持つ素敵な方でした
プラチアジュビリーの動画でパディントンと共演した時の
いたずらっぽい笑顔は本当にチャーミング
パディントンは追悼メッセージをツイートしていました
ロンドンオリンピックの時のダニエル・クレイグとの共演も
意表を突いた楽しいものでした
まさか女王がヘリコプターからパラシュートで飛び降りるなんて
私は女王のファッションとジュエリー使いがいつも気になっていました
1975年に来日した際の宮中晩餐会では
ダイヤモンドではなく
華やかなルビーのティアラとネックレスを着用されていたんですね
（画像はテレビのニュース画像）
宮中晩餐会なのでおそらくパリュールだと思います
パリュールについてはこちらをごらんくださいね↓
「パリュール」
こういったシーンではダイヤモンドが多いと思いますが
格があり貴石でもあるルビーから
華やかで楽し気な感じが伝わってきます
亡くなられる2日前に新首相トラス氏と面会された時は
さすがに体調のせいか普段着のような服装でしたが
襟元からチラっとパールのネックレスが見え
ハンドバッグはお持ちでした
体調がすぐれない中
礼節をもって新首相をお迎えしたかったのかもしれません
すでに一回りお体が小さくなられたようでした
最後に去年のクリスマスメッセージの時のご様子
この時は良くつけられている
三連のグラデーションのパールネックレスに
思い出深いサファイヤのブローチ
このブローチは75年前の
フィリップ殿下との新婚旅行で身に着けたもの
結婚記念日のお写真では
必ずと言っていいほど着用されています
（最初の画像は何年か前の結婚記念日のもの）
でもいつもは必ず左胸に着けていたブローチを
クリスマスメッセージの時は右胸に
女王の右手にフィリップ殿下とのお写真があったからかもしれません
鮮やかなカラーのファッションと
華やかなジュエリーを身に纏われた
あのお姿をもう見れないなんて・・・
心よりご冥福をお祈りいたします
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