金地の背景が美しいロレンツォ・モナコの「東方三博士の礼拝」15世紀前半は遠近法などを使用す... View this post on Instagram 金地の背景が美しいロレンツォ・モナコの「東方三博士の礼拝」15世紀前半は遠近法などを使用するルネサンス様式と中世の国際ゴシック様式が混在した時代。モナコは前時代の国際ゴシックの代表。写本も手がけた。優美なS字型の肉体表現、流麗な衣装のひだがその典型的な表現。弟子のフラ・アンジェリコもこのスタイルを受け継ぎつつ、次世代のルネサンス様式を取り入れた。建物など遠近法を使用していないため現代から見ると不自然だが、マリア様の顔などは清純さが伝わってくる可愛らしさ。元々は国際ゴシック様式の火焔型(フランボワイヤン)フレームだったが、約半世紀後にゴシック様式が時代遅れとされ、ルネサンス様式の長方形に直した。その時の画家コジモ・ロッセリも後に東方三博士の礼拝を手がける。 #フィレンツェ #イタリア #ヨーロッパ旅行 #イタリア美術 #美術館巡り #ルネサンス美術 #ゴシック #ゴシック様式 #ウフィツィ美術館 #イタリア旅行 Mariko Kato - 加藤 まり子さん(@mariko77kato)がシェアした投稿 - 2019年Jan月4日pm9時16分PST