Buongiorno♪
今日は無料で観覧できる面白い展覧会を紹介します。
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フィレンツェの街の中心ヴェッキオ宮殿。
現役の市役所としても活躍中ですが、ルネサンスを色濃く残した建築として内部を拝観することもできます。
今回は通常の観覧とは異なる展示会を見つけたので、そのご紹介です。
フィレンツェの足跡・・・なんだろう・・・?
中に入ると
昔のフィレンツェの地図がどどーんとありました。
キャプションを見ると1490年頃のフィレンツェの図を19世紀に描いたもの、と書いてあります。
ドゥオモ周辺
ヴェッキオ宮殿と右下に見えるのがフェラガモ本店。
今と大きく変わりません。
500年たっても変わらない景色・・・すごいなぁと思います。
こちらは1754年に描かれたウフィツィ美術館の図。
日本でいると江戸時代真っただ中ですね。暴れん坊将軍が活躍した頃です。
そして今のウフィツィ美術館
こちらも全然景色が変わっていません。
ちなみにウフィツィ美術館ができたのは1580年頃。
日本では織田信長が活躍していました。
変わらないフィレンツェに感動していると、こんなものが目に入りました。
なんの鍵でしょう?
↓↓↓
フィレンツェへの入り口です。
中世のヨーロッパの都市は壁に囲まれて守られていました。
地図の写真をよく見ていただくと壁があるのが見えると思います。
フィレンツェも1300年代に建てられた壁にずっと守られていたのですが、1865年に統一イタリアの首都になったことで近代化が進み、壁の代わりに大通りに変更されたそうです。
しかし、今でも上の写真のように壁の名残を見ることができます。
上の鍵でこの扉を開け閉めしていたんですね。
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さて、ここまでは常設展示でした。
これに加えて特別展示もされています。
小規模ではあるのですが、ポントルモというマニエリスム(ルネサンス後期)を代表する画家の絵が展示されています。
洗礼者ヨハネをテーマにポントルモの絵が描かれています。
こちらはキリストの洗礼の図です。
ポントルモといえばウフィツィ美術館にも彼の名品が並んでいます。
それを無料で鑑賞できるのはとってもラッキー☆
中世からルネサンスを経て、柔らかな線と明るい色彩のマニエリスムを堪能できます。
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フィレンツェの街の中心のヴェッキオ宮殿は夏場は23時まで開館しています。
今も昔も変わらないフィレンツェをぜひ見比べてみてください♪
ヴェッキオ宮殿内
常設展示:Tracce di Firenze
特別展示:Il Carro di San Giovanni Battista dal Pontormo al Cappezuoli
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