寒さなんか吹き飛ばせ!シュールな山車がいっぱいのヴィアレッジョのカーニバル♪ | フィレンツェ観光ガイド 加藤まり子 in 東京

フィレンツェ観光ガイド 加藤まり子 in 東京

フィレンツェ観光ガイドの資格を2016年に取得しました。
現在は都内で美術の鑑賞の仕方を教えています。
詳しくはホームページから。
http://mariko-no-heya.com/



Buon giorno みなさん♪


今週の火曜日、2月9日はカーニバルの最終日マルテディ・グラッソ(マルディ・グラ)。
昨日のヴェネツィアのカーニバルに続き、フィレンツェの近郊ヴィアレッジョのカーニバルを紹介します♪







*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆



フィレンツェから電車で約1時間ほど行くとヴィアレッジョという街に着きます。
ここは夏になると海辺に遊びに来る人たちでいっぱい。
ですが、冬はハデなカーニバルの山車が出ることで有名です。



イタリアでは結構有名らしいこの街のカーニバル。
人が増える前にと朝早くから出かけました。



現地に着くとすでに準備万端な人たちを発見!


安っぽい(失礼)天使の羽。




山車が出るのは午後からのようです。

人形が雑な感じで運ばれていきます。





放送が流れ出したなぁと思ったら、始まりました!



この山車は動くピエロ。




と思ったらおもむろに回転して、後ろからモンスターが出てきました!






一番後ろにはリアル・モンスター。ちょっと怖かった。







これはタコでしょうか?裸の女性がいてシュールです。








海の次は陸。ゾウさんも来てくれました。









イタリアならではのダンテ。








そしてローマ教皇まで!






イタリア名物、各家庭に一人はいるイタリアン・マンマ。







こちらはリアル・イタリアン・マンマ(推定)。








みんなノリノリです♪


ちなみに彼の衣装はケーキです。


こちらが彼の山車、ケーキ号。




ケーキの中にはまたしてもモンスター。
なぜかモンスター率の高いヴィアレッジョの山車。








関西でよく宣伝している「タケモト・ピアノ」のCMを思い出す衣装です。







何より凄いのはこの人たちのバイタリティ。






老いも若きもこの調子で踊り続けること数時間・・・



ばっちり堪能してフィレンツェへと戻りました。




*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆



カーニバルは日本語では「謝肉祭」と訳されます。


キリスト教では復活祭(イースター)の前40日間は断食の期間とされます。
断食と言っても食を断つわけではなく、食事の量を減らすものです。
それに加えてこの40日間はお肉を控えたそうです。
だから断食が始まる前にお肉を食べて楽しみましょう、というのが起源です。


有名なリオのカーニバルなんかは南半球だから季節が反対なんですよね。
どんな形にしても楽しむ心には変わりありません。



ヴェネツィアのカーニバルの衣装もそうですが、イタリア人の祭りに懸ける情熱には圧倒されます。


全員で決めのポーズ!



ということで、みなさん火曜日は思う存分お肉を食べてください♪







にほんブログ村