ここで苦しんでおられる皆さまにとってはちょっと違った話題ですが、書くことがないので暇つぶし的な記事を書いてみることにしました。
なんじゃそら。
私が学生だった頃。
知り合いに頼まれて何度か単発でお水の世界のバイトをしたことがあります(お水といっても、いわゆるキャバクラではなく、カウンターの向こう側にいる感じです)。
どこかの女子大生がどこかのテレビ局に内定取り消しされたけど、一転して入社決定、とかいってるニュースがありますが、そんな感じのところです。
もちろん、夫もそのことは知っています。
隠す必要ないし、と思っていたので(それってダメなのか?)。
で、そこに通っていた常連さんたちに『愛人契約』を持ちかけられたことがありました。
客:今、誰かに囲われてんの?
私:いいえ。学生ですから。
客:そうなの?これからその予定は?
私:ないですよ(笑)
客:じゃあさ、オレんとこ来いよ。
私:…はは。。。
客:今さ、5人いるんだけど、ひとりがもうババアでめんどくさいから切るつもりなの。マンションの部屋与えてやってるけど、追い出すつもりだからさ。
私:いえいえ。そんな気はないですから。
客:月にこれでどう?(とピースをするおっさん)
40代後半から50代前半ぐらいのこのお客さま。
そのお店の常連さんでもありましたが、普段はキャバクラ通いをしていらっしゃるとのこと。
たまにはひとりで飲みたくなると言って通ってこられていたようでしたが、結局そこでも女を口説いちゃうっていう、きっと根っからの好きものだったんでしょうね。
または「ミッドライフ・クライシス」だったか(笑)
もちろんお断りしましたよ。
そしたらば、「じゃあこれでどう?」と、ピースだった指が3本になりましたけどね。
いやいや。金額の問題じゃないから。
だいたい、なんで私が囲われなきゃいけないんだよ、と。
それにしても「今誰かに囲われてんの?」ってすごい質問だなと思いますが。
また別のお客さんからは、
客:オレの大事な人にしたい。
私:はいぃ~??
客:ayameちゃんのこと、オレのものにしたい。
私:無理です。
客:今いるオンナ、全部切るから。
私:いや、ごめんなさい。
客:月、10で。で、マンションも用意するから。会ってくれるのは週1でいいから。
それ以外はなんにも言わないから。
いやー、安く見られたもんだ。
月に10はないわ。
いやいや、そこじゃない。
こんなお客さまが何人かいらっしゃいましたけど、昔の『おっさんとその愛人』って意外と身近なところにいらっしゃるんですね、と。
こんな人たちに囲われて歳をとっていく女性は、どんな人生設計をしているんでしょうか。
毎月のお手当をがっちり貯めこんで、『その時』がくれば綺麗サッパリおさらばなんでしょうかね。
ある意味、それって堅実ですよ(ある意味、ですよ、ある意味)。
『愛人』っていう職業に徹して、お金のためにきったねーオッサンと我慢してヤる。
毎月のお手当以外にも、もしかしたらボーナスもあるかもしれないし、ねだったら車も買ってくれるかもしれないし(自分の名義になるかどうかは謎ですが)。
この類のおっさんたちが既婚者かどうかは分からないけれど、もし奥さまがいたとしてどう思ってるんでしょうね。
っていうか、諦めてるのかな。
というか、そういう人と結婚している時点で奥さまの肝っ玉って尋常じゃないぐらいの据わり度合いなのかしらね。
ま、それはいいわ。
で、『愛人』という職業ならば、もちろん結婚だなんだと騒ぐこともないのかなって。
あ、でも「新人のクセに」とか、「テメー、一番古株だからってデカイ顔してんじゃねーよ」っていう『番手争い』とかあるのかな?(笑)
そんな世界だったとしても、お手当もらって将来設計している愛人さん。
もちろんいろんな意味で「良いこと」だとは思わないけれど、お手当もらえてるだけいいのかなと。
だけど、普通の不倫している女性って、最後に何が残るんだろう、って思うんだよね、やっぱり。
もしかしたらお小遣いとかもらってる女性もいるのかもしれないけれど、でも微々たるものよね。
っていうか、微々たるものじゃなかったら愛人になっちゃうわな。
で、『相手の男性が離婚してくれる』のを待ち続けて十数年、またはウン十年。
いろんな意味で手遅れだね。
恋だ愛だなんて言ったって、んなもん長くは続かないですよ。
ヤメとけ、ヤメとけ。
少なくとも、お花畑が枯れ始めたあたりで気づくのが身のためってもんですよ。
まだやり直しがきくうちに、早いとこ独身男性との恋愛を探して下さいな。