前回記事の続きです。



どこかのアメリカのだいとーりょーや、ゴルフでお金稼いでるアメリカ人とかハリウッドえーがに沢山出ている色男とか、超常現象を扱ったテレビドラマに主演していたアメリカ人とか。


この人たちは『性依存症』だと言われていますね。
どこかのだいとーりょーの行為によって、『性依存症』という言葉が広まったような。



ただ、この人たちが「なぜ、そうなったのか」は分かりません。

そこまで詳しい情報は出ていないでしょうし。

また、『性依存症』自体は、まだ病気認定されていないものなんです。

依存症には、アルコールや薬物、ギャンブルなどがあります。
これらはれっきとした病気として認定されていますが、性依存に関してはまだです。
ある程度の診断基準は出ていますが。


で、結果的に「性依存」と呼ばれるような状態になってしまった人には、妻があれやこれやとやっても終わることはまずないと考えたほうが良いと思います。

一種の病気ですから。



「依存症」って心の弱い人がなるものでしょ?
甘えじゃない?
こんだけ人に迷惑かけたり裏切ったりしてるのにおかしくない?


いえいえ。依存症は「病気」です。なりたくてなったんじゃないんです。
アルコールも薬物も、ギャンブルも。



で。
生まれもっての特性によるものとその後の養育環境によって形成された人格、または、人格形成に何らかの影響を及ぼすような養育環境に育つこと。
こういうものが揃うと、性依存に限らず何らかの「依存症」になる確率はそれなりに高くなる可能性があります(全員が全員ではありません)。

原因は、小さい頃に受けられなかった親からの愛情を満たすためだったり、寂しさを埋めるためだったりします。
少なからず、子どもの頃に虐待されていた方もいらっしゃるかもしれません。
そして、「楽しい刺激に弱い」という特性も加担している可能性もあります。


お酒を飲んでいる間は嫌なことを忘れられる
酔っぱらっていれば普段言えないことも言えるようになる
パチンコをしていると寂しさが紛れる

アルコール、薬物、ギャンブルなどへの依存は、どれも同じです。
それは「依存する対象」が違うだけで、『依存の構造』が同じだからです。



さて、『浮気』に関してですが。
新しい刺激に弱かったり、人の痛みや傷つきに鈍感だったり、という特徴をもつ方々。
適切に養育されなかったがゆえに、何らかの人格的な課題を抱えてしまっている方々。
新しい女の人との刺激的な関係をいつも追い求めていたり、楽しいものが目の前に転がってきたときに何も考えずにそれに飛びついてしまったり。
または、幼少期の頃に満たされなかった母からの愛の代替として女性を求めるという可能性も大いにあります。
また逆に、母から受けた無条件の過保護すぎる愛の再現を女性に求めている人もいるかもしれません。

そしてこういった行為によって、妻が傷ついていることがなんでなのか全く理解できない。

これを「人としての心もないんかい!この鬼畜がぁ~!!」と言いたくなるかもしれませんが、しょうがないと思っていただいたほうが良いのかもしれません。

そしてここが、『ただの浮気』と違うところでもあるのです。
だから、夫くんたちを攻撃しても何の成果も得られないということになるのです。

夫くんたちや相手の女に制裁を加えること。
そういった何らかの攻撃的な心理を妻に対して煽ること自体が、傷ついた妻の心を更に傷つける可能性があるかもしれないのです。
もちろん知らず知らずのうちに、ですが。



なお、こういった特性に関しては社会生活を送るうちに少しずつ自身でコントロールしていく可能性もあります。
たとえば、衝動的に毎日毎日暴言を吐いていたら会社にいづらくなったとか、人間関係に悪影響を及ぼしたとか。
そういった「経験」から、そのような特性に対して本人がうまく自身をコントロールし始めることもあります(だからこそ、全員が全員ではない、という根拠にもなります)。



で、浮気を繰り返したり複数と同時進行したりといった夫くんたちをもつ奥サマたち。
今まで書いてきた「特性」や「人格に何らかの影響を及ぼされた人」が夫くんであった場合に、これらの行為をする可能性は高くなります(あくまでも可能性です)。

しかし、「性依存症」であるかどうかはまた別です。
なぜか。
何度言っても浮気をするから、というだけでは、「性依存症である」という基準には当てはまらないからです。



すみません。ちょっと中途半端な記事になってしまいましたが、次回に続けさせて下さい。

次回記事で、「性依存症かもしれない浮気」と、「性依存症とは言えないかもしれないけど繰り返す浮気」について書いてみたいと思います。


ほんと、中途半端ですみませんm(_ _)m



つづく。