スタミナ系列のバイト。

1月いっぱいで退職することを
バイト仲間に先に打ち明けたところ
みんなから止められちゃたー。


そうきたかー。
止められるとは全くをもって思ってなかったぜー。

みな、あたしのことなんか無関心だと思っていたし。
やたら元気なババアだな、くらいにしか思ってないだろうと。


だからこそ、軽いノリで相談したんだ。

店長にいつのタイミングで話したらいいかなって。


いつでも店長へ渡せるように
退職願と源泉徴収票発行依頼の書類は
カバンの中に準備しているんだけどって。



そうしたらだな。


エエエエエーーーー!!
なんで辞めるんですかー。

そこまで重く深く考えなくていいですよーーー。

俺だって最初の1カ月は辞めたくてしょうがなかったっすよ。




イケメンのベテランの子がそう言ってきた。




普段しゃべったこともなかったけど、そう言われて正直、嬉しかったぜー。



るびさん絶対辞めないで―。

るびさんがホールに
出てるだけで
店内が一気に明るくなる。
お店の為、みんなの為に
辞めないでほしい。
ルビさんの
そのホールセンス、
活かさないともったいない。



えええええーー。

ま・ぢ・す・か?!



Oh my god together!!


最近のマイブームワード(笑



まぢでそう思ってんのか?!



他のバイト先が時給が高いから
ここを辞めるという理由はもちろんみんなに言えなかったけど。



ここの特殊オペレーションになかなか馴染めないというのも
理由のひとつ。




しかし、
日を重ねるごとに、
スムーズにスマートに
こなせるようになっていく自分の
パフォーマンスに
気付き始めたことも確か。




そういう中でも、小さな取りこぼし作業もまだあったりする。




そういうのが納得できない。
なんで出来ないんだ、あたし的な。。。




だからこそ徹底的に叩き込んで次回はそういった事がないように
そこを重点的に抑えながら仕事をする。



やはり数を重ねていくとすこしずつ馴染んでいくもんだな。

めっちゃ神経使うからめっちゃ疲れるけれど。



周囲の業務指令の声や作業音も今までは
自分の業務に集中しすぎて
聞こえてこなかったのも
重点をそこに置きながら
こなしていく訓練をしていくと次第に、
全体の声、作業音が聞こえて
先回りして動けるようになるんだな。



でも、まだ納得できる仕事はしてない。
まだまだクオリティに欠ける。



そんなの関係なく
お店はここのところ大繁盛。


通常のシフトの数では店が回らず
スタッフ増員でお店を全員で回す毎日が
続いている。

23時のラストオーダーまで満席状態。
まさに戦場だ。

当たり前ですが
オーダーから提供まで、
一人の仕事ではなくチームプレイで
行われる。

大繁盛の戦場の中、
うまい具合で提供出来ないケースが、
1度くらい発生する。
クレームまではならないが、
提供に時間がかかってしまった事は
お客様にご迷惑を掛けてしまった事に
変わらない。



そこに携わったチームの誰を
責めるわけではないが、
結果、私は自分のせいだと思う事にしている。



自分がもっと最終的に確認、
注意しておけば
こういう事態にならず免れたのかもしれないと。



司令塔に言われたからそれに沿って仕事をやり遂げた、
ではなく
ちゃんとプロセスと結果を自分で
つなげて考えていく事が大事。
スポットで仕事はするもんではない。




もっともっと経験を積んで
そこまでフォローできるように
ならないと私が表にいる意味はない。




だから全然自分に納得できない。




と、思っているけどごった返した店舗で
そこまで極める時間もエネルギーも能力もない。




でも私は、言われた通りの事しかやらない
学生アルバイトではないのだから。

ガキの使いではないのだから。

私という付加価値をつけてお仕事したいのに。

もっと機転を利かせてやらなければならないのに。



質が悪いわ、あたし。

理想と現実のはざまで悩むあたし。





みんなの話では、
40代のバイトは、
みな書類か面接で落とされる中、
店長は、初めて40代の人材として私を雇ってくれたらしい。



だからこそ、アルバイトの間でも
採用された40代女性という人間が
実際どんな人なのか
初日は、みな私に興味があったという。

店長が採用しただけあり、
るびさんやっぱキャラ立ってますよって。

るびさんがシフトに入る日は、
これから自分もシフト入って助けます。
だから辞めないで。


うぅぅ。
みんな優しすぎる。
初めて聞かされることばかり。

自己都合だけでなく、
もっと相手の都合も考えて
頑張らなければならないのかな。


これが仲間ってもんなのでしょうか。

若い子から本当沢山助けてもらってます。
年なんて、かんけーねーぜー。

頼もしい。



この先、お店に迷惑を掛ける事を懸念し、
自分の限界、能力を知った上で辞めようとしていた私。

ここを辞めて、
自分と相性が良いハンディとレジが
ある普通の飲食のオペレーションの
世界で地道に基盤を固めていこうと
思っていたけれど。

元々半年前まではハンディとレジ、
レジ締めすら出来なかった私が、
というかむしろ苦手分野だったのが
今は5つもの飲食バイトでそれらを
経験することで
克服して得意分野になっているのだから。

この特殊オペレーションだって
自ら率先して向き合って克服していくと
得意分野に変わっていくことが
出来るかもしれない。

もう少し、もう少しだけ挑戦してみるか。

リタイヤはいつでも出来るけど、
今は、まだそこに留まれる選択肢はある。

もっと頑張って
もっとお店に貢献しなければならないのか。
今のままではご期待に添えないままリタイヤという形になってしまう。



辞めずして、週に1日ベースでも続けていこうか。

失敗することを恐れていては、次のステップへも進めない。



失敗したとしても、次は失敗しないように
リスクを減らす努力はできる。



日々反省することだらけだけど、
たまに収穫日がある事で
微々たるものでも進化はしていると思うことにしよう。




相変わらず、すごい前向きだな。



わらっちまうぜ。




でも!

ポジティブ大事。





もうしばらくお世話になることにしようかな。






とか、2日前から

色々納得できる結論を
生み出そうとしているあたし。






ここを書きながら、
気持ちがまとまってきた。
退職への気持ちが薄れてきたぜ。


はい。


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