短大時代のバイトシリーズの第2弾です。
変態パン屋を辞めたあと
すぐに 今度は
一番 俺らしいバイトにめぐりあう事になりました。
で それが 結局一番長く 続いたんですけど。
地元では有名なある飲食店のキッチン補助でした。
当時はそこのキッチンで働く若い女性は
まだ少なくて、体力勝負だったし。
キッチン希望で面接してた
俺は、最初から 速攻で 落されてたんだけど。
いや、キッチンは 女は無理だろって
ことで 落とされてたらしいです。
なら、 最初から 面接すんなやって話なんですけど。
いや、キッチンは 裏では
3Kと呼ばれる 業種だったんだよね。
※ 3K
(キツイ キタナイ キケン)
俺、店長にいっちゃった。
最初から落とす気でいるなら、面接すんなって
って。ギャハハッハハハハ。
そしたら。店長ったら
それなら
せめて、ウェイトレスにシフトチェンジしないか?
って言われたけど。
キッチン頑張るから 採用してほしいぃいい。
って 懇願したら、ソッコーで 採用が決定しまして。
相当しつこかったんですかね、俺って。
で。結局 短大卒業の春まで 続けてしまいました。
なんか 最後には ベストスマイル賞みたいなの
もらって でっかいホテルで 表彰されちゃったし。
あれは一体なんだったのか。
適当にやってただけですし。
ただ 楽しかったっていう思い出だけ。
仕事の面では あまり評価される記憶って
ぜんぜん ありません。
で。
なんか キッチンのバイト
くそ忙しかったけど これまた 仲間が
変態の粒ぞろいで
めたくそ 楽しかったんですよ。
何がそんなに 楽しかったのか。
何がそんなに 俺を夢中にさせたのか。
朝シフトの時は、おばちゃんたちにまぎれて
主婦バナに かたせてもらったり。
当時70歳のばーさんパートに対して
「しずえ」 ・「Ruby」と 呼び捨てに呼び合う始末。
可愛がってもらいました。まだ生きてるかな。
はっ。
そして
ばばあ軍団は それぞれ おっそろしい派閥が
存在してたんですけど。
てか まぢ メイクから 怖かったです。
ばばあ全員が 新宿2丁目仕様のメイクですよ、
きょわい。
化粧にどんだけ 命かけてんのかよ、
それ、無駄だから。誰も見てねーから。
素顔の原型が わからないばばあ ばっかでした。
世間知らずの俺は それぞれの派閥のドン婆にも
立ち向かう始末。
「●●さんの 言葉さって
いちいち トゲがあって ステキ★」
そういう事を 本人に 平気で 言ってた俺って・・・。
世間知らずだったのね。今もですが。
「あら Rったら なかなか いうわね。」
それから ババア達の目の敵にされたのは
言うまでもありません。
でも、最後は、ババアから 短大卒業記念で
極上お寿司を食べに連れて行ってもらいました。
まだ 生きてるのかな。
2丁目ババア達ったら。
はっ。
で 昼、夜シフトとなると だいたいが 学生メンバー
となり 同じ世代の男女と沢山トモダチになる
事もできましたし。
そんで バイト上がりに みんなで 遊びにいったり。
何より、調理のいろはも 色々勉強させてもらったし。
フライパンで 焼き物をひっくり返す作業ですとか
卵の早割り競争とか キッチンの中でしてました。
カラシは 粉末状から 練るんですけど
涙ボロボロでてました。
肉も ブロックで 丸ごと きてましたが
ちゃんと 一人用に こまかく
カットしなくちゃいけなかったし。
ちゃんと 包丁も研いでましたし。
んでもって 油を使う調理がほとんどでしたし。
あ ほんと、火傷も当たり前にしてたな。
包丁を使うとき、勢いあまって
自分の親指まで 切っちゃって
でも 客は沢山入ってくるし くそ忙しいし、
ぬけれーし。
なんとか 紐とゴムで 指を 止血しながら、
ずっと 仕事を続けてたんだけど
店長から とうとう 業務ストップがかかりまして
病院へ運ばれたことまで 思い出しました。
あれから、20年。
いまだに 俺の左親指の先端の感覚は
戻ってきておりません。ヲーイ。
やけどの跡も親指も
俺の青春の思い出でございます。
下水道がつまれば、下水道の床をあけ
手をつっこんで 汚物をとりあげたり・・・。
もうね、この世の臭いぢゃねー 強烈な臭い。
鼻がよじれ曲がる勢い。
今だに 覚えてる、その臭いは。
きっと 俺の鼻が低いのは この時のショック
が原因と思われます。ギャハハッハ。
いつも コック服が 全部 濡れてしまってたのは
俺だけでした。
なんで 俺だけ いつもズブヌレなのか・・・。
みんなから 突っ込まれてましたけど。
いつもお漏らしした様に なってました。
しばらく 「お漏らし」 とか 呼ばれてました。
だってさ・・。
残飯処理してたら ズブヌレになんだよ、ばかやろう。
ぢゃ てめーがやってみろよ、ぼけがっ。
何なんでしょうか。必死だったんだよ、俺は。
8kgの油缶を両手に抱えて 3階の倉庫から
店舗まで 運んでいったり
もうね 男にまぎれて 俺 なんでもやってた。
現場はいつも 騒然としておりました。
戦場でした。
だけど なんか 当時の仲間がね、
みんな仲良かったからね。男女関係なくね。
夜中に 嫌がらせ電話が あって
朝方まで どーでもいい話に付き合わされたり。
うちに 女子が 泊まりにきて
バイト仲間同士の イロコイ話で 盛り上がったり
ですとか。
彼氏彼女を取った 取られたですとか。
そんな話につき合わされてましたよ。えぇえ。
いやー 当時は はちゃめちゃでしたが
今思い返すと 楽しかった。
多感な時期でしたからね。
狭い世界ではあったけど
2年弱の間で はじけまくった 濃い時間を
過ごすことができました。
てか 遊んでばっかいないで
もっと 短大の勉強をがんばっとくべきだったと
今は 思うんだけどね。
遊びほうけてばかりの 2年間でした。
そりゃ 親も泣くわよ。ごめんね、パピー&マミー。
バイト生活が終わるころ、、、
店長から 正社員としてぜひ 働いてほしいって
言われたけど。
ごめん、土日は普通に遊びたいし、
もう サービス業は いいやって。
休みが多い会社に勤めたいクサイ
って 言って 丁重にお断りしました。
俺の短大時代は このバイトでの出来事が
一番しめてるかもクサイ。
もう、みんな 九州各地、はたまた 都会へ
散っていって 逢うこともなくなったけど。
ちゃんと みんな 生きてるのかな。
また 俺の事 いじってほしいな。
こうみえて 基本 Mだから。
今の俺の Mキャラは その時に 基盤が形成
されたのかもしれない。
ギャハッハハ。
時は経ち、 更に バージョンアップした俺。
こんな 俺、いらんってですか。
いやー 色々書いてるうちに
懐かしくなってきた。
誰か 俺のくそブログ発見した人。
くそメッセ待ってます^^
こんな くそブログみてくれてる 昔のダチは
ひとりも いねーとは思いますが・・・・(*^▽^*)
元気なら それでいいっす。
みんな じじーばばーになったんだろな。
お、おおおれもですけどネ(笑)
