さっき Ｊ嬢と恋バナ話してて
今ふと 久々 思い出したんで 書いてみる。
俺の元カレの話ぢゃないけど、
過去に 仕事を通じて
尊敬できる男が一人だけいた。
専門的な技術者で それはそれは仕事も出来るし
カレを取り巻く人間は 社長を始め、全ての人が
カレを信頼していたし 認めていた。
仲間の間でも カレはみんなの憧れの男だった。
なんというのか、カリスマ性の強い男だったんだ。
俺や仲間が持ってない 才能を 沢山カレは
持ってた。
俺がどんなに努力しても飛び越えることの
できない 無限の高い壁があった感じ・・・。
俺は 心底考えてみると
尊敬の気持ちを 実は 通り越してたのかしんない。
だけど、既に俺 結婚してたし
現実的に無理だったけど。
てか
未婚だったとしても、カレには とうてい
自分の中身が 全然カレには見合ってない女だと
思えたし、きっと 憧れのままで 終わってたと思う。
うーーん。 恋愛感情とかぢゃないんだな。
そういうのぢゃ 全然 違うんだよな。
恋愛系にくくってしまうのが なんというか
恐れ多い っていうか。
なんなんだろう。
仕事では 密に タッグ組んで 毎日やってたけど
仕事以外となると
カレの日常が イメージできないし。
カレと一緒に どこかへ出かけるとか
なにかを 一緒にやり遂げるとか
いっさい イメージつかなかった。
とんでもなく 果てしなく 遠い存在。
なんというかね、ほんとにね。
カレがまぶしすぎた。
毎日毎日。いちいち まぶしかった訳ですよ。
だから、J嬢やＮ嬢の 気持ちがすげーわかるんだ。
カレとタッグ組んで仕事をやれる環境の中、
平常心で 一緒に同じ仕事してる事だけで
実は もう いっぱいいっぱいだったのである。
仕事上、いろんな衝突もあったりもしましたが
最後のお別れの時は、
ちゃんと 二人で握手して お別れしましたよ。
今まで ホントにありがとうと。
周囲の仲間も気を使ってくれて
最後に 俺とカレの二人の空間をちゃんと
作ってくれてたんですね。
そして そのカレが 最後にこう 俺に言った。
年下のクセに 仕事上生意気な事 Ｒに
言ってしまって ごめんなさい。
でも すごく Ｒの事 信頼してたから
仕事もやりやすかった、ありがとう。
離れても、これからのRの仕事を
ずっと 応援してますからって。
そういう感じで 最後まで 誠実な人でした。
で 最後に・・・。
Rさんとは もっと早くに出会いたかったです って
キャーーーーーー。
なんなんですか、その言葉。
もったいないよ、その言葉。
ってか どういう意味なの、それ。
だけど カレからのその言葉が
職場で辛い時、
俺のなによりの原動力となりました。
お別れは悲しかったけど
それだけで もう 俺 満足っす。
たぶん、仕事を共にする中、
きっと 気持ちは悟られてかもしれないですね。
カレは 俺より少しだけ 年下だったから
余裕なフリをしてたけど
実際は もう キャパシティ ゼロだったんですよ。
ずっと地元にいるから、これからも
みんなで会いましょうという話でしたが。
最後のお別れ以来、
もう カレには会ってません。
あれから数年後、カレも結婚して
もうすぐ 第一子が産まれるとか・・・。
でね。
デキル男は 魅力的なわけですよ。
そして 自分自身も
向上していきたい。
いつか 自分もその人と同じくらいの
スペックになれるまでは気持ちは打ち明けられない
って 努力するから。
だから 絶対 努力して 納得いく様な
フルスペックになれたら Ｊ嬢も 恋するカレに
等身大でいつか 向かっていってほしい。
でもね。もたもたしてたら ほんとに ヤツは
結婚しちゃうよ。
だからさ。思うんだけどさ。
自由に恋愛できるのは、今のうちだけだよ。
かっこつけるんぢゃなくて、
もう今の自分でいいぢゃん。
自分が フルスペックぢゃなくてもいいぢゃねーかよ。
人間 誰でも 完全ぢゃないよ。
カレだって 誰だって 実際の生活では
みっともないところがきっと あるはずだよ。
完璧すぎる人間が 逆に
信じられるのか？
ちょっとは ドヂしちゃう人の方が
おちゃめだったりするだろ。
人間じみてるよ。あったかいよ。
安心するよ、そっちの方が。
あまり カレに対する神がかったイメージを
自分の中で 勝手に 作りたてるのはよして
自然体で いけばいいのに。
ほんとに 結婚していっちゃうよ。
手遅れになってからでは 遅い。
っていうか
人の事は どーとでも言える俺って・・・。
いったい なに。
えらそうにね・・・。ほっとけ。
