先日実家で話をしていた時のこと。
母が長年の友人宅へ行っていてちょうど帰ってきたタイミングでした。
その友人とは持ちつ持たれつ深いご縁なのでしょう。
そしていつものセリフが出てきます。
「とても頑固な人だから、彼女の気に入らない話題は絶対にしない。
気難しさに合わせられるのは私しかいない」と。
母の自負を感じます。
いつもは何にも感じず聞き流すのですが、この時は違和感しかない。
「え?」
自分の意見は言わずに相手に迎合する。
でもその人のいない所では自分の意見を言う。
そして気難しい人と合わせられる自分は適応能力が高く、それこそが自分が築き上げてきた対人スキルであるとの自負。
「それって...本当の友人なら自分の意見言うんじゃない?」
思わず口にしていました。
母のそういう所を受け継いで、私は自分の意見は脇に置き、人に合わせて生きること50年。
自分を抑えて無視して→病気=不調和を引き寄せました。
「私は人にずーっと合わせてきて苦しくて病気になったよ。」
「わざわざ人の気に食わないことを言う必要はないでしょ。」
私の言葉は、母にはとても不愉快だった様子。
これは母に言うことではなくて、私が向き合うことなんだ、と実家を後にしました。
私はどう感じてる?
ムカムカと怒り
そこを鎮めていくと
閉じ込められているような息苦しさ
また私を無視するの?悲しみ
3次元で生き抜くために、自分を切り捨てるスキルを持つことで達成感や優越感を感じるけれど
でもそれは同時に終わることのない乾き感を持ち続けること。
他人にとっての『いい人』は自分をすり減らします。
でも、今の私のモヤモヤはそこではない。
答えを急ぐのはやめよう。
毎日ハイヤーセルフにタイミングが来たら教えてください、とお願いをします。
そして先日NHKプラスで『あさイチ』の「『光る君へ』へ惹かれたワケ・大河ドラマコラボ企画」が目に留まり見始めました。
セリフに救われた、というエピソードを聞きながら進んでいくと
この言葉に目が釘付けになったのです。
源氏物語の紫式部のメッセージ
すると涙がはらはらとこぼれ落ちるのです。
え?なんで?自分に対して驚きました。
紫の上は、
女はまわりに合わせてやりたいことを控えてきた。
言いたいことも主体的に言えなかった。
次世代の女性たちはやりたいことをやって言いたいことを言って
そんな人生を歩んでくれればいい。
「もっと行動と言葉に自由を」
紫の上の口を借りて紫式部から現代にも通じるメッセージ。
窮屈で抑圧。今も根本は同じ。
いつもガラスの天井がある、と。
脚本家の大石静さんが
「紫式部は気難しい性格で、生きていることが哀しいと感じていた。」
そこだー!と答えを見つけました。
女性だけでなく男性でもガラスの天井はあり、
自我の世界はどんなに贅の限りを尽くしても権力があっても
いつの時代でも本当の心の平安や喜び、幸せは掴めないでしょう。
目に見える世界(自我)は8合目まで。
ガラスの天井を突き抜けるためには見えない世界(真我)に反転しなければ、すべてが虚しくて哀しい。
自我からくる分離感の根源的な虚しさ淋しさ哀しみを母の言葉から感じ取ったことがわかり、
涙は出るに任せてその感情を味わい切ると、母に対してだけではなく自我に対してのゆるしと慈愛の思いが湧き上がってきました。
今日の潜在意識のカードは『3マザーグース』
真我でしか味わえない愛、喜び、成功、安心。
そのためには真我に目覚めるしかありません。
真我復活のためのチャレンジは『18シンデレラ』
母との関係から自分と向き合って人間の欲望、切望を浄化して自己犠牲を終わらせること。
本当の意味での慈愛、母性に目覚めること。
すっきりと腑に落とし、明日は師匠による
『愛を編む教室』です🩷
完璧なタイミングです✨⭕️🌈
これからは自我(偽我)世界は崩れていきます。
いかに真我=愛に目醒めて揺るぎない私なっていくかが鍵となります🔑
師匠から愛を学ぶオンライン講座が開催されます❤️
師匠のブログをどうぞご覧いただき、ピンと来られた方はどうぞご参加くださいね✨
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