第一回凍結融解胚盤胞の移植失敗の記録、

まだまだ中途半端でした。


でも、来月の半ばまでどうせ病院には行かないので、

完全に治療の事を忘れて、自分の好きなように生きています。


こうして一切離れてみると、なんと晴れ晴れしい気持ちなのだ!

いかに治療のストレスが半端無いものかを痛感した。


自然で穏やかな日々を暮らしています。


途中、オットの一週間の出張も重なり、

久々に一人暮らしを満喫。10年も一人暮らしして

慣れていると、たまに恋しくなるのよね。


次回治療スタートまでには

必ず第一回胚盤胞移植失敗のレポートはアップしますので、

少し気長に見守って頂ければ幸甚です。


気になる人。

ああいう中国人が沢山いたらいいなぁ。。

とても魅力的だなと思います。

言っている事も、示唆に富んでいて、
興味深いし、何よりそのお人柄がいい。

やたら、愛国的なわけでもなく、知的で先進的。
議論を恐れない。


日本人にはない中国人のよさを
持っている人だと思う。


私の知るパワーエリートと言われるチャイニーズは、あんな感じだったなぁ…。


テレビに出てると、ついみてしまう。
東電のリストラ策、どうも素人目に見るとぉ、

甘いんじゃない?

って、思ってしまうのはなぜなのだろう。。。

最初からとっても動きも悪いような気がしたし、

「あー、やっぱり東電って、入っちゃった人の勝ちってやつね?」っていうくらい、

これだけの被害をまき散らしてしまったとは到底思えない、

余裕の社員保護主義を貫いているような。。。

役員さん、社員さん、余裕です。
もともと、ゆとりありありの生活だったのですから、
大分タイトにしても、OKなようなきがするのですが。。

唯一の救いは、プラントを愛するフクシマ50の方々が、
美しい責任感で一生懸命、あの巨大な敵と対峙し、
命をかけている事くらい・・・。

この人達を、生涯フォローしてあげるのは
大賛成ですよ。

しかし、この不思議な感じ、どういうことなのかなぁ。と思ったら。

どうも、東電の労組が電力総連 というところ?なのかな、
とにかく、そこが民主党の支持団体であるらしいのですよ。

ふーむ、やはり畳みかけるように、現政権がこの企業を
追い詰める訳にはいかない理屈が見つかってしまった。

なんか、やっぱり、なんとか組合って、あんまり好きじゃない。

弱い人が「弱さ」を武器に集まって、
いつまでもその権利を主張し続けるというのでしょ?
ポイントはこの「いつまでも」という点です。
状況が変わっても、時代が変わっても、問題が解決しても、
権利を主張し続けるという印象があります。

やり方としては、なんとかマガイよね?

とにかく、やっぱり、誰かの、何かの利権なわけね。と。



誰かが不幸になることを喜ぶわけでは決してないけど、
何となく気になる。

最近この国、「正義」というものが、いつの間にか
どこかに追いやられる、軽視される、傾向にある。

マイケル・サンデル先生が日本で大変人気があるということを見ても、
いま、多くの日本人は正義を求めてるんじゃないのかな。


いろんな犯罪があるけど、
世の中の犯罪で一番悪質なのは、
巨大企業の犯罪だと思っている。
用意周到で、詐欺的で、深刻だから。
まさに巨悪だからです。

こういう事態になって、本当に残念だなと思うのです。



BT4(D24) 採血 問診

朝一で到着、8時半に採血し、5番に呼ばれたのは、10時すぎぐらい
だったかな。

先生の言葉を聞くまで、何も考えていなかった自分。

「P4の値は出てるんだけど、
HCGの数値が全然上がっていない。AHAをしたのに、
この時点でこの数値は結果かなり厳しいかもしれないね。
だけど、まだ可能性は無くはないので、3日後にまた来て。」

いつもながら、厳しく淡々と仰る先生。用紙を渡してくれた。

ホルモン値 LH:6.2 / P4:20.6 / FSH:5.1 / β-HCG:0.2

「はぁ~。。。」

という、言葉しか出なかった。反応出来なかったのです。
頭が真っ白で。

それ以後、私は思考停止に陥り、
お会計をしたことも覚えていません。
帰り道も覚えていません。

気落ちしたまま帰宅して、ネットで色々調べるにつけ、β-HCGが0.2という数字が
如何に少ないか、絶望的な数値かを実感していきます。

奇跡的に、ここから挽回したかたのブログを見たりしましたが、
私に奇跡がやってくるなどとは到底思えず、沈んでいきました。

涙で夫に電話して、いきなり突き落とされたショックを訴えました。
こんなの残酷だ・・・、ビデオなんかくれなきゃ良かったのにと。
何がいけなかったんだろうと。

もう泣くしかありませんでした。

生きているのかいないのか、分からない卵は確かに私の
子宮にいるのですが、ここからの3日間は、地獄のような
気分でした。

母にも電話しました。翌日は父の胃ガンの手術が控えており
母は入院の手続きを終えたばかりでした。
心配そうに私の話を聞き、こういいました。

「こういうこともある。

子供がいない人生というのもあなたの心の中で、
きちんと覚悟しておかなければいけないわよ。」

私の母は、気休めを言わない人で、どんなことも、いつでも
楽観的すぎてはいけないと私に教えてきた人です。
そうしていつも、「感情的になること」を嫌う人でもあります。

私の動揺を、ただ同情するだけではなく、
しっかり気を持ちなさいと暗に伝えてくれました。

私は自分の中に起こってしまった大きなダメージが
一体いつ消えるのだろうかと、本当に消えてくれるかと、
途方もない思いをもちながら、ただ力なく横たわり、
呆然とすることしか、できませんでした。

私には、凍結卵が一つしかなかったので、
また最初からやり直しです。
その労力や使ったお金を考えても、
ショックすぎました。

やはり、病院側も最後まで気を抜かないように、
というようなアドバイスを、卒業するまでは、
患者に言い続けるべきと思います。

体と心は一体なのです。

まだ、結果は分からないといわれても、
私の落胆が体に悪影響を及ぼしたのは
まちがいありません。

あっという間に、2キロも痩せてしまいました。

こういう思いは他の方にはして欲しくないと強く思いました。
中間判定までは、あえてあまり気にせず過ごすようにしました。

まだ、判らないレベルだろうし、少し無理することをやめたくらい。

体調からくる異変や違和感も無かったし。まあ、そんなもんかと。

泣いても笑ってももう、私の中で、
プログラムは走り始めているのだろうと
とても楽観的に過ごしました。

美味しいものを食べ、
しばらく飲めなくなるかも知れないビールを少し飲み、
楽しく、リラックスして過ごしました。

ビデオに残っていた私たちの卵を見て、無邪気に騒ぎ、
いつしか、陰性のことなど全く考えなくなっていました。。